サッカー部男子
京産大に悔しい引き分け
2024-07-15
7月15日、京都産業大学・神山球技場にて第102回関西学生サッカーリーグ第10節が行われた。
首位関大が敗れ勝ち点を積めなかった中、首位奪還に向けて京産大との大一番に臨んだ。試合は関学が好調の立ち上がりを見せる。前半8分、FW小西春(法3)が体を張るプレーでうまくボールを収めて、FW篠原(商3)へラストパス。最後は相手GKとの1対1を制して先制に成功した。その後も攻める関学は同16分、小西春が反転から強引にシュート放つも相手GKの正面。同32分にも、パスで相手を揺さぶり、最後はMF佐伯(経4)がミドルシュートを打つが惜しくも枠上に。同39分には、自陣左サイドから中へクロスを放たれ、こぼれ球からシュートを打たれるもGK平野(社4)が正面でセーブし難を逃れる。関学が1点リードを保ったまま試合を折り返した。雨足が強まる中迎えた後半戦は、主導権を奪い合う展開が続く。後半13分、自陣左サイドからのフリーキックから、相手に逸らされるが枠の外に。追加点がほしい関学は、同19分。MF千葉(法4)が自らシュートまで持ち込むも相手GKの正面に。立て続けに左サイドDF村上(商4)のクロスを、小西春がヘディングで合わせるも、ゴールならず。そして後半36分、雷雨の影響により試合は一時中断。少し時間をおいて試合が再開されると、京産大の猛攻に遭う。堅い守備でゴールを守り切りたい関学だったが、試合時間も残りわずかとなった同45分+2分。相手GKのロングボールをクリアできず、自陣ゴール前で混戦状態に。最後は強烈なシュートがネットを揺らし同点を許す。直後にフリーキックを得るもうまく合わせられず、ここで試合終了のホイッスル。前半の1点を守り切れず悔しい引き分けを喫した。
試合後のコメント
MF森雄大副主将(国4)「(試合を振り返って)上位対決ということもあり、モチベーション高く試合に入った。プラン通りに得点も決めて進めることができたので、前半は完璧に近かったと思う。ただ、後半はボールを持たれることが多く、流れを変えることができなかった。そして、最後に詰めの甘さが出てしまったと思う。(前期最終節に向けて)中位との差も詰まっている中、ここを落とすと優勝争いの可能性が危うくなる。きょうの試合で表れた甘さを日頃のトレーニングから見つめ直していきたい。前期最後だからこそ、しっかりと勝って後期への良い入りにつなげたいと思う」
<写真・得点後、喜びを表す篠原>
https://www.instagram.com/p/C9cnDddy3aI/?igsh=MTV2dWZvajZ0YTZ2dg==