ヨット部
全日本インカレが開幕
2024-11-01
11月1日、江の島ヨットハーバーにて第89回全日本学生ヨット選手権大会1日目が行われた。
全日本インカレが相模湾にて開幕。きょうは軽風で、不安定な北風の中レースが行われた。クラス旗が掲揚されレースが始まるかと思えば、風の影響からAP旗が掲揚される。470級のスタートを複数回やり直した後、スナイプ級のレースも開始。470級では鶴本(社3)・横溝(法1)組が怒涛の追い上げを図る。この結果13位でフィニッシュした。しかし、関学の2艇は風が落ちたことからトップ艇から離されタイムリミットに間に合わず。全体では72艇中、46艇がDNFとなった。一方スナイプ級は固まって上位を走る。吉井(社4)・河野(人4)組は2着で1上を回る好スタート。他の2艇も後を続いた。しかし、風速が落ちてきたことからもうすぐでゴールという場面でN旗が掲揚。スナイプ級はノーレースとなった。その後、レース海面を変えながら風を待つも風は吹かずハーバーバック。470級の1レースのみが成立した。
暫定結果
470級
1位 同大 43点
2位 明海大 82点
3位 早大 89点
4位 日大 89点
5位 立命大 100点
6位 福岡大 102点
11位 関学 159点
試合後のコメント
吉井陽哉主将「(どのような雰囲気で初日を挑んだか)校歌を歌って、円陣を組んで雰囲気良く挑めた。(団体戦だがチームワークは)反省点としては風がない状況で、470級とスナイプ級でも風の共有や、盛り上げることができたと思う。風待ちが終わり、いざ始まるとなったときの切り替えは非常に良かった。(スナイプ級のレースの内容)インカレでは11レースが予定されていて、そこで全艇が25番以内を目標としている。スナイプ級は風が不安定な中、最初の3艇がまとまって前を走れた。今までやってきたことを少しは形にできたのかなと思う。(明日以降への意気込み)470級は英語がついてしまったが、どこも崩していた。まだインカレは始まったばかりなので士気を保ち、僕は主将として最後まで諦めない姿勢を浸透させる」
西垣翔平470級クラスリーダー(総4)「(出艇する前はどんな気持ちだったか)普段と変わらない気持ち。インカレだからと言って特別なことはせず、練習のレースと同じくらいの気持ちで470級の3艇はいた。(レース内容について)1レース目はチームとして勢いが欲しいので英語をつけないことが大切だったと思う。スナイプチームには申し訳ないが、暗い雰囲気を出すとチームに悪影響が出る。インカレはまだまだあるし、始まっても終わってもない。(明日への意気込み)色んな風の予報があって、惑わされないことも大切。やることは普段通り、スタートを決めて、スピードを出しレースを走り切ること。できること以上のことはせず、実力をちょうど良いぐらい出す」
<写真・前へ艇を進める鶴本・横溝組>