全日本選手戦大会が行われた

１１月１７日、日本武道館にて第６８回全日本大学空手道選手権が行われた。
迎えた全日本選手権大会。まずは女子が開始され、國學院大と対戦した。序盤から相手を圧倒し、先鋒・加藤（経４）が６ー０で快勝。勢いそのまま中堅・橋本（人４）、大将・横山（社３）も危なげなく勝利を収めた。続いて行われた男子の試合は、１回戦で中京大と対決。粘り強く戦うも、先鋒から３連敗を喫する。副将・山川（社４）は拮抗（きっこう）した試合展開に。しかし、試合時間残り１２秒で突き技を決め２ー１。チームに勝利をもたらし、主将の意地を見せつけた。大将・鈴木（経２）も仲間の気持ちに応えるように、攻めの姿勢を見せ続ける。見事勝ち切るも、結果は２勝３敗。惜しくも初戦敗退となった。女子２回戦の相手は大正大。中堅戦は引き分けに終わるも先鋒、大将戦を制し、順調に駒を進めた。続く３回戦は同大と関西同士の対決に。先鋒戦を引き分けで終えるも、中堅戦を橋本が２ー０で勝ち取る。しかし大将戦で惜しくも敗れ、ベスト１６。また、今大会で４年生は引退となった。

試合後のコメント
加藤彩花女子主将「（大会を振り返って）きょうはやり切ったの一言。目標にしていたインカレベスト８には届かなかった。しかし、これまでで１番目指していたところに近づくことができたと思う。最後の同大戦では自分自身をメンバーに入れず、頼れる後輩を出場させた。２人を出したからこそ本当に良い試合ができたと思う。この選択に全く後悔していない。（４年間を振り返って）コロナでなかなか練習ができない時期もあった。高校で不完全燃焼だった部分を大学でもう一度と思い、今まで練習してきた。あっという間に終わってしまったが、良い形で引退を迎えることができてうれしい。４年生は全員そう感じていると思う。後輩には自分たち突破できなかった壁を乗り越えてほしい」

＜写真・集合写真に応じる選手たち＞