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サッカー部男子

内田のハットトリックもあり、リーグ戦初勝利!

2024-04-13

4月13日、三木総合防災公園陸上競技場にて第102回関西学生サッカーリーグ(前期)第2節が行われた。
開幕戦の敗北から気持ちを切り替えて臨んだ阪南大との第2節。序盤は、右サイドからFW鈴木(社3)が積極的にクロスを上げるも、なかなか合わず。前半10分には、ビルドアップからうまく前進。最後はMF村井(社2)がシュートを放つも、サイドネットに。その後は、前がかりになったところからカウンターを受ける回数が増えるが、守備陣が何とか対応。続く同39分、MF内田(経1)と村井の崩しからMF吉田有(商4)がシュートを打つ。ブロックされたこぼれ球を立て続けに村井がゴールを狙うが、わずかに枠の外。このまま前半が終了するかと思われた同45分+2分。良い位置でフリーキックのチャンスを得ると、キッカーの内田が綺麗な放物線を描き、ゴール左隅へ決めた。膠着(こうちゃく)していた試合を動かし、試合を折り返す。迎えた後半は、関学が主導権を握る立ち上がりに。すると同6分、内田がボールを受けると、コントロールカーブシュートを放つ。これがゴール右隅へと吸い込まれ、追加点を挙げた。しかし、その直後に阪南大のカウンターを受ける展開に。同13分には、強烈なミドルシュートを打たれるが、GK平野(社4)が横っ飛びのビッグセーブ。ピンチを逃れると、流れが関学に。高い位置でボールを奪うと、FW小西春(法3)が相手GKとの1対1を制し、3点差に開く。選手交代もしつつ、全員でさらにたたみかけると、同42分。内田が再びフリーキックを決め、デビュー戦ハットトリックを達成した。しかし、得点直後にうまくパスで崩され、失点を喫する。1点を失ったものの、最後まで集中した試合運びを見せ、試合終了。ルーキーの大活躍により、リーグ初勝利を挙げた。

試合後のコメント
DF末次晃也主将(法4)「(試合を振り返って)連敗を避けたいと話していたので、みんなが試合に良い入りをしてくれたと思う。1年生の活躍もあり、前半を1-0で終われたことが非常に大きかった。その結果、勝利を手繰り寄せたと思う。(前節の得失点差-3を帳消しにしたこと)得失点差は最後の最後に響いてくるところなので、きょうの試合運びは良かった。ただクリーンシートで終わりたかったのが本音。気を抜いていた訳ではないが、得点後に少し集中力が抜けたのかもしれない。(次戦に向けて)関学は2年連続天皇杯本戦に出場できていない。目標である大学サッカーを牽引(けんいん)するためにも、負けられない試合になる。カテゴリーが違い、難しいところではあるが、全員で良い準備をして勝利したい」

 

<写真・ハットトリック達成後、喜びを表す内田>

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