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バレーボール部女子

創部初のベスト4入りを達成した!

2025-06-29

 6月29日、広島県立総合体育館にて2025年度第51回西日本バレーボール大学女子選手権大会決勝トーナメント準決勝が行われ、関学は鹿屋体大と対戦した。

  決勝トーナメント準決勝の相手は、鹿屋体大。第1セットから、接戦が繰り広げられた。OP山内(法1)やMB高濱(人3)を筆頭に得点を重ねる。中盤には、MB岩城(法3)とS小原(文4)のブロックが光り、会場は大きな盛り上がりを見せた。しかし、徐々に点差を広げられる関学。懸命に戦うも、20-25でこのセットを落とした。続く第2セットも、一進一退の攻防戦となる。OP山田(文2)の力強いスパイクやOP山内の勢いある攻撃で得点を量産。一時は、3点差をつけて試合を有利に進めた。だが、鹿屋体大も反撃を開始。少しずつ点差を縮められ逆転を許し、23-25でこのセットも奪われた。なんとしても取り切りたい第3セット。序盤は関学ペースで試合が展開されるが、すぐさま追いつかれてしまう。相手の素早い攻撃をなかなか攻略できず、拮抗(きっこう)した試合展開が続いた。終盤にはS小原のツーアタックが決まり流れを引き寄せたが、あと一歩及ばず。23-25で、惜しくも敗北を喫した。しかし、バレーボール部女子は今大会で創部初のベスト4入りを達成し、歴史を新たに塗り替えた関学。また、MB岩城がスパイク賞とブロック賞を受賞した。次の舞台でのさらなる飛躍にも大きな期待が寄せられる。

試合後のコメント

OH久本愛美主将(経4)「(きょうの試合を振り返って)相手の攻撃力が高く、自分たちが粘り負けをしてしまったことが悔しい。しかし、攻めの姿勢は良かったと思うので、秋季リーグに活かしていきたいと思う。(大会全体を振り返って)全体的に、部員全員が生き生きしていたと思う。新たな歴史をつくるというのがバレー部のモットーでもあったので、それを達成できたことは良かった。前半戦で出た課題に向けて、自主練を増やすなど努力を重ねてきたので、結果としてつながり非常にうれしく思う。(今大会で良かったところと改善点)関西では通用していたプレーも、勝ち進んでいくにつれて通じなくなっていった。さらに上を目指すためには練習の質を上げていく必要があると思う。良かった点は、攻撃面。サーブキャッチが課題だったが、徐々に安定してきて全体のバランスが良かったと思う。(活躍した選手について)OP山内はスパイクの決定率が高く、特に良かった。普段はプレッシャーに弱い部分があるが、今大会ではどんなトスも打ちにいき、メンタル面も強くなったとのではないかと感じている。(秋季リーグへの意気込み)今回の結果に満足せず、秋リーグ優勝を目指していきたい」

<写真・写真撮影に応じる選手たち>

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