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サッカー部男子

大体大に3-0の快勝を収め、連敗脱出!

2024-10-26

10月26日、大阪体育大学・人工芝サッカー場にて第102回関西学生サッカーリーグ(後期)第8節が行われた。
全日本インカレ出場に向け、あとがない関学。完全アウェイという中、大体大との第8節の試合が開始された。しかし、スコアは開始早々に動くことに。前線でボールを保持すると、MF森雄(国4)がペナルティーエリア内に侵入。グラウンダーのボールにMF篠原(商3)が反応し、ネットを揺らした。幸先良く先制に成功すると、続いて前半13分。MF佐伯(経4)による裏へのパスに抜け出したDF村上(商4)が、中にクロスを送る。最後は森雄が合わせるものの、枠の上に逸れた。その後もボールを支配する関学は、同34分。相手のクリアボールに反応した佐伯が左足を振り抜くも、枠を捉えることができず。得点にはつながらなかったものの、決定機をつくり続け1-0で前半終了。迎えた後半も良い入りを見せ、同9分に村上がシュートまで持ち込むが、枠の外に。しかし、徐々にロングスローを中心に押し込まれる時間が続き、苦しい試合展開となる。そして同24分、セットプレーをクリアし切れず、最後はゴール前で押し込まれるも、シュートはクロスバーに。きょう1番の決定機を与えてしまったが、得点を許さず。すると、このピンチ以降は試合の流れが関学に。そして、迎えた同35分。セットプレーのこぼれ球をDF野中陸(経3)がボレーシュートで合わせ、ネットを揺らした。待望の追加点を奪うと、その4分後。途中投入のFW野中亮(国3)が相手と入れ替わり、ドリブルで持ち込む。最後は冷静にDFを交わし、ゴールヘ流し込んだ。ダメ押しとなる3点目を奪い、チームは大盛り上がりを見せる。そして、最後まで集中した守りを見せたところで試合終了のホイッスル。ピッチに立つ選手のみならず、ベンチ含め全員が喜びを爆発させた。

試合後のコメント
末次晃也主将(法4)「(試合を振り返って)試合前から大体大は相性が良い感覚があり、そのマインドがあったからこそ勝利につながったと思う。前期リーグや直近の試合で追加点が取れていないという課題が挙がっていた中、3得点を取れたことはポジティブな収穫。また、途中出場した選手が結果を残してくれたことはチームの良い競争につながるので、大きかったと思う。(連敗脱出について)1ヶ月ほど勝てていなかった中、みんな本当に苦しかったと思う。練習で手を抜く選手はいなかったし、常に自分たちと真摯に向き合ってくれていた分、ショックは大きかった。ただ、この勝利は自分たちのやってきたことが間違っていなかったという確信に変わるし、自信につながったと思う。(次節に向けて)勝ち点が詰まっている中で、1試合も落とせない状況。ただ、その中で次節を勝つと全日本インカレ出場、3位圏内に食い込むことにつながるかもしれない。自分たちの目標を達成することはもちろん、仲間に良い報告をするためにも絶対に勝ちたいと思う」

 

 

 

<写真・得点後、喜びを見せる野中亮>

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