サッカー部男子
大経大相手に1-4の完敗
2024-06-01
6月1日、於・甲南大学・ラグビー場兼サッカー場にて第102回関西学生サッカーリーグ(前期)第8節が行われた。
前節を快勝で終えた関学は、大経大との第8節に臨んだ。試合は厳しい立ち上がりを迎える。前半7分、相手陣地からのフリーキックに競り負け、セカンドボールを決められ先制点を献上。反撃に出たい関学は、その直後にDF村上(商4)がドリブルで持ち上がる。MF村井(社2)へとつないでシュートを放つも、相手GKが触りサイドネットに。良い攻撃を見せたが、続く同18分。自陣左サイドから攻撃を受ける。中の選手にボールが渡ると、ループ気味のパスで裏を取られそのまま追加点を許した。この悪い流れを断ち切りたいところだったが、その2分後。ボールを奪われた流れからショートカウンターで中央を攻略されてしまい、GK平野(社4)と1対1に。これを相手が制し、3点差に突き放された。前半に1点を返したい関学は、同32分。フリーキックのクリアボールを吉田有(商4)がシュートし、こぼれ球にMF内田(経1)が反応するも、枠外に外れる。2分後には、MF篠原(経3)のクロスにFW小西春(法3)がダイビングヘッドで合わせるが、ここは相手GKが正面でキャッチ。前半の終盤では、MF森雄(国4)が投入され、攻撃に良いリズムが生まれた。しかし、追加点を奪うことはできず0-3で前半終了。迎えた後半は、またしても立ち上がりで失点を喫する。同6分、コーナーキックをGK平野がパンチングでクリアするも、これを拾った相手のシュートがポストに。こぼれ球をサイドの選手に拾われると、クロス気味のシュートがそのままゴールへと吸い込まれ失点。4点差に開き、苦しい試合展開となった。同10分には、篠原のクロスを小西が競り、こぼれ球を森雄が押し込むも相手GKが右足で好セーブ。あと1歩のところまで持ち込むが、得点を奪うことができず。その後も攻め続けると、迎えた同32分。DF田井(経3)が縦に突破し中に持ち込むと、ラストパスに森雄が合わせて1点を返す。交代した選手も躍動し、最後までゴールに迫るシーンをつくるが、反撃もここまで。試合終了のホイッスルが鳴り、1-4の完敗を喫した。
試合後のコメント
ゲームキャプテンを務めた吉田有志「(試合を振り返って)相手の方がやりたいサッカーをできていたと思う。失点後も流れを覆すことができず、チーム全体の力不足だった。きょうのような相手の圧力に勝る技術を身につければいけないと思う。(次戦へ向けて)次戦から関西選手権が始まる。正直、きょうのような試合をトーナメント戦でしてしまうと、次がない。きょうの負けを糧に、全員でプレーの基準を高めて臨みたいと思う」
<写真・敗北が決まり、悔しさが出る選手たち>