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ヨット部

暫定の総合成績は関大に53点ビハインドに

2024-10-05

 10月5日、新西宮ヨットハーバーにて2024年度関西学生ヨット選手権大会2日目が行われた。

 諦めずに前を走るのみだ。不安定な風の中、470級は3レース(R)、スナイプ級はきのうの差分を含めた4Rを実施。470級はきのうの挽回を図るべく気持ちを高める。しかし第5Rではシングルに1艇も入れず苦しいスタートを切った。その後は鶴本(社3)の艇が前を走るもクラス成績は関大に及ばず。一方スナイプ級は団結して前を走った。第4レースでは1艇にペナルティが加わるも、第5Rでは大久保(人3)・清水(総4)組を先頭に関学が2、4、6着と大公大と関大を追い上げる。第6Rではリコールにより順位を落とすも、吉井(社4)・河野(人4)組が第7Rではトップホーンを鳴らし挽回を図った。この結果155点で2位の関大に1点リード。しかし、総合成績では暫定1位の関大に53点差で暫定2位となった。

 次戦はあす、同会場にて同大会最終日が行われる。

暫定結果

総合成績

 関大 300

位 関学 353

 大公大 415

470級

位 関大 144

位 関学 198

位 阪大 198

スナイプ級

位 関学 155

位 関大 156

位 大公大 193

試合後のコメント

吉井陽哉主将「(スナイプ級の4レースを振り返って)結果的にトラブルはありつつもクラス1位を取れて良かったと思う。風が振れたことで他大学は順位が安定していなかった。関学はトラブルを抜けば全艇がシングルに入れていて、リスク管理は意識できていたと思う。(総合成績を振り返って)結果を残すために諦めず、残りのレースで6艇を進めなければならない。反省しつつやるべきことをしていく。(あすへの意気込み)1位の関大と総合53点差ある中で、主将として諦めない雰囲気をチームに作ることが欠かせない。全員で勝ち気になって、あすも戦う」

西垣翔平470級クラスリーダー(総4)「(470級の3レースを振り返って)きのうと同じようにスタートを決め切れなかったことが点差が開く要因となった。関西インカレでも、レガッタでも、コース練習でも風と敵を把握して前を走ることは同じ。なのに気持ちの面で空回りしていた。普段と違うメンタルが今回の結果に現れていると思う。(最終日への意気込み)一旦関西インカレだということを忘れて、空回りせずに本来の持っている力を出せるようにする。どの大会でもやることは変わらないので、前を向いて頑張りたい」

<写真・上マークを回る安東・三浦組>

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