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サッカー部男子

甲南大にリベンジを達成し、リーグ戦4連勝!

2024-05-16

5月16日、於・J-GREEN堺・S5フィールドにて第102回関西学生サッカーリーグ(前期)第5節が行われた。
リベンジを果たし、リーグ戦4連勝を達成した。延期分のリーグ戦第5節は、天皇杯予選で敗れた甲南大と対戦。強い風が吹く難しいコンディションの中、試合が開始する。両チーム無理につなごうとはせず、ロングボールで背後を狙うサッカーを展開すると、スコアはいきなり動いた。前半7分、コーナーキックから混戦の中で、MF吉田有(商4)が押し込み先制に成功する。その後も攻め続ける関学は、MF篠原(商3)のドリブルをきっかけにチャンスメイク。同26分には、良い位置でフリーキックを得ると、MF内田(経1)の鋭いキックに吉田有が合わせるも、ここは相手GKの好セーブに遭う。続く同40分では、MF佐伯(経4)の縦パスをFW古田和(法3)が受け、素早く反転してシュートを打つが、ここは枠の上に。追加点を奪えない時間が続く中、その2分後だった。自陣右サイドから侵入を許すと、クリアボールをダイレクトでシュートを打たれ、失点。前半終了間際で同点となり、試合を折り返した。後半の立ち上がりは甲南大に攻め込まれる展開となるも、ここを守り抜くと、迎えた同17分。内田のコーナーキックを相手がうまくクリアできず、混戦状態となり、最後はDF野中(経3)が押し込み、勝ち越し点を挙げた。勢いに乗る関学は、その3分後に篠原がカットインからシュートを放つも、相手GKがセーブ。その後も相手ゴールへと迫る回数を増やしたが、追加点を奪えず。すると、甲南大も反撃に出る。同34分、ロングボールで背後を取られると、そのままGK宮本(経3)と1対1に。シュートはポストに助かり、こぼれ球もDF田井(経3)が体を張りクリア。難を逃れたかと思われたが、立て続けに攻め込まれると、その2分後だった。相手FWに良い形で前を向かれると、最後は外にポジションを取っていた選手に決められ、再び同点とされる。嫌な時間に失点を喫するも、失点直後の同39分。FW小西春(法3)が体を張りながらパスをつなげると、走り込んできた吉田有が左足を振り抜き、またも勝ち越しに成功する。逆足から繰り出された強烈なシュートにチームメイトは大盛り上がりを見せた。もう失点をできない関学は、全員で集中した守備を見せる。最後は押し込まれる展開となるも、GK宮本がセーブしたところで試合終了。この難しい試合をものにし、リーグ戦4連勝を達成した。次戦は中2日となるが、山場となる関関戦に臨む。

試合後のコメント
ゲームキャプテンを務めた吉田有志「(試合を振り返って)先週負けた相手ということもあり、絶対に勝とうと話した中で臨んだ試合。風が非常に強く、難しい展開の中だったが、しっかりと勝ち切ることができて良かった。(2得点の活躍について)今年はコーナーキックから得点が取れているので、きょうも取れると思っていた。こぼれ球やセカンドボールへの反応は練習から意識していることだったので、得点につなげることができて良かったと思う。(次節の関関戦に向けて)関大は自分たちにとって負けられない相手。他の部員も開催にあたって、多くのことを準備してくれているので、絶対に勝たなければいけないと思う。まだ応援が来てくれた中で勝つことができていないので、勝利を届けるためにももう1度しっかりと良い準備をして臨みたい」

 

<写真・得点後、喜び合う選手たち>

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