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サッカー部女子

神戸弘陵高に0-4で敗れ、厳しい試合となった

2024-07-20

 7月20日、神戸LFCにて兵庫県女子サッカー選手権大会準決勝が行われた。

 今大会で快進撃を見せる女子チームは、昨年破れた相手である神戸弘陵高との準決勝に臨んだ。試合は立ち上がりから相手にボールを支配され、主導権を握られる展開となる。前半9分には、自陣左サイドを突破されてしまい先制点を許した。その後も攻め込まれる時間が続くが、守備陣が粘り強い対応を見せる。反撃に出たい関学は同17分。DF洞出(文1)のロングボールをMF石本(商2)が競る。こぼれ球をMF本山(人2)が拾い、右足を振り抜くが枠の外に。良い流れをつくることができていた中、迎えた同21分。相手の豪快なミドルシュートがネットを揺らし、追加点を許した。その後は拮抗(きっこう)した展開となり、関学も相手陣地でプレーをする回数を増やす。しかし、なかなか決定機をつくることができず0-2で前半終了。迎えた後半は、開始早々コーナーキックのチャンスを得る。石本の鋭いボールはゴール方向に直接向かうが、相手GKがキャッチ。その後、同19分には自陣左サイドから攻め込まれる。中の選手にシュートを打たれるもクロスバーを当たり、難を逃れた。しかし、続けて相手による前線からのプレスに捕まりボールを奪われると、そのまま失点。続く同32分には、ペナルティーエリア付近からの鋭いシュート許すが、GK富永(商3)が好セーブで難を逃れる。その後も反撃に出たかったものの、同36分にショートカウンターからフリーの選手に決められてしまい4点差となった。相手の力強い攻撃に力及ばず、0-4で試合終了。チームはあす、武庫女大との関西大会進出を懸けた3位決定戦に臨む。

試合後のコメント

DF羽佐田麻衣主将(法4)「(試合を振り返って)きょうは昨年負けた相手で、初の関西大会が懸かる試合だった。しかし、アップのときからあまり元気がなく、そのままゲームに入ってしまったので先制点を入れられてしまい苦しい展開にしてしまったと思う。力がある相手だったので、もっと自分たちのやるべきことを徹底した上で、どういう戦い方をするのかを考えなければいけなかった。また、攻撃の始まりは守備からなので、もっと運動量や奪い切る力をつけなければいけない。(3位決定戦に向けて)相手の武庫女大は1部リーグに所属しているチーム。しっかり勝って関西大会に出場することはもちろん、1部リーグで戦うためにも手応えや自信をつける試合にしたい」

 

 

<写真・試合前、相手キャプテンと握手を交わす羽佐田>

 

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