準硬式野球部
福島準硬は幕を下ろした
2024-06-29
6月29日、ベイコム野球場にて2024関西地区二次予選トーナメント大会清瀬杯代表校決定戦が行われ、立命大と対戦。0-7で7回コールド負けを喫し、福島準硬は幕を下ろした。
全国大会への道が閉ざされた。先発に選ばれたのは井川(商4)。2死を奪い取るも、その後連続安打を浴び先制点を献上した。そこから無失点に抑えるが、裏では得点圏まで進めず苦しい展開が続く。4回には田尻(商3)が登板した。一、三塁に走者を背負うが、守備のファインプレーで得点を許さず。5回からはエース・土肥(経4)がマウンドに立った。しかし、守備陣の失策や盗塁を許し不利な展開が続く。この回は悔しくも4失点となった。5回裏には相手の悪送球で、8番・中井(建4)が出塁。1番・島田(建4)の四球の間に進塁し、2死一、三塁のチャンスをつくった。しかし、打線が続かずここでも待望の得点は入らず。6回表には連続安打を浴び0-7となり、コールドゲームの危機が襲いかかった。関学は阻止すべく全員で闘うも、得点にならず。今大会で4年生は引退となり、福島準硬は幕を下ろした。
試合後のコメント
福島裕也主将(教4)「自分たちの弱さが出た試合だった。春から守備の乱れを課題だとしていたが、克服できなかったことが敗因。最後までベンチは明るい雰囲気で、諦めていなかった。それが福島準硬の良さだったと思う。(7回裏はどのような気持ちで迎えたか)正直、もう終わりだと思ってしまっていた自分もいた。だが、チームで1番勝ちに貪欲だったのは僕なはず。だからなのか、気がついたらチームを鼓舞する言葉を伝えていた。必死だったので、何を言ったかはあまり覚えていない。(4年間を振り返って)弱小校出身でメンバー入りにはほど遠い存在だった僕が、仲間のおかげでここまで成長することができた。熱い気持ちが数々の奇跡を起こしてくれたのだと思う。そして何より、応援団総部に感謝を伝えたい。負けたのは自分のせいだと言ってくれたり、泣いてくれたりしてくれていた。そうやって多くの人に思ってもらえるチームをつくれて、そんな人に出会えてうれしく思う。(主将として)モチベーションの差や偉大な先輩がいなくなったプレッシャーに押し潰されそうだった。かけがえのない仲間たちに支えられたおかげで、ここまで来ることができたと思う」
<写真・写真撮影に応じた引退する4年生たち>