アメリカンフットボール部
苦戦するも神大戦を7-0で勝利
2025-06-29
6月29日、関西学院大学第3フィールドにて春季交流JV戦が行われ、関学は神大と対戦した。
JV戦4戦目は神大との対戦。試合は相手のキックから開始した。パスとランを使い、攻撃を試みるもテンポをつくることができず。一方ディフェンスでは相手を封じ、さらに#13DB豊野(社2) が第1Q(クオーター)残り1分にQBサックに成功し活躍を見せた。続く第2Qでは、#2QB星野秀(商4) のスクランブルや#28WR酒井蒼(商3) のパスキャッチで攻め込む。パントを選択し、#90LB上原(経3) が相手リターナーに鋭いタックルを決めリターンを許さない。さらにディフェンス陣が奮闘し相手が投じたボールを#51LB椎名(社1) がカット、#49DB伊東(経3) がインターセプトを決め流れを引き寄せる。その勢いのまま第2Q残り31秒にて、#2QB星野秀 から#88WR北村(法3) へ右サイドに40㍎のタッチダウンパスが成功。その後のポイントアフタータッチダウンも#38K降矢(総4) が決め、先制点を挙げた。1ポゼッション差で試合を折り返し第3Qへ。#19QB長澤(社1)を司令塔にプレーを展開。フレッシュできず神大に攻撃権が移る。しかし、相手がファンブルしたボールを#33DB庄司(社3) がリカバー。再度関学のオフェンスが開始する。第4Qに突入し、点差を死守したい関学。しかし、第4ダウンにてギャンブルを選択するも失敗に。相手の反則とディフェンス陣の奮闘で、ダウンの更新を許さない。試合時間残り1分に、#85WR大倉(経3) がパスキャッチに成功し敵陣へ進む。しかし、それ以上の前進は叶わず#38K降矢が41㍎のフィールドゴールに挑むもわずかにゴールポストを外れた。第2Qから得失点なく、7-0で苦戦を強いられるも白星を飾る。
# 97DL前田涼太主将(文4)「(きょうの試合を振り返って)ディフェンスは任せられているが、オフェンスはそのような場合ではない。何度も言っているように、練習で起きているミスがそのまま起きてしまっている状況。あと1週間と春シーズンに残された期間で詰め切らなければ秋シーズンは苦しいものになると思う。(試合中のウォータタイムに自ら選手に接していた点について)前試合まではヘッドセットをつけ、ディフェンスに指示を出している。しかしチームから距離を置いて客観視するために試みた。結果としてオフェンスにも声を掛けることができて良かったと思う。(次戦への意気込み)今週1週間はオフェンスに注力し、秋シーズンを見据えた練習をしていきたい。チームの一体感をより強めていこうと思う」
#9WR川﨑耀太郎副主将(法4)「(きょうの試合を振り返って)前回より1年生が多く出場し、ディフェンスは0点で抑えて頑張ってくれていたと思う。オフェンスは1本しか取ることができず、プレーの入りを意識していたが入り込めない淡白な展開になってしまった。練習から指摘されていることが、シーズンを通して試合に出ているので反省しなければならない。(パスの成功率について)前半は、球際勝負というところで勝ち切れない場面が続いた。QBとのコミュニケーションや相手の動きを見て後半は修正できたが、秋の大事な試合では遅い。WRユニットとして、高いレベルを求め続けていきたいと思う。(名城大戦に向けて)JV期間というところで、下級生のチャンスと秋に向けたチームの底上げという大事な時期があと1週間。ビッグゲームにつながることを意識して取り組みたい」