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陸上競技部

選手それぞれが好成績を残した

2024-05-24

5月24日、たけびしスタジアム京都にて関西インカレ3日目が行われた。
2日目終了時点で、関学は男子1部総合得点で首位に立った中、迎えた関西インカレ3日目。初めに行われた女子200㍍予選では、市川(社4)、岩田(教3)が力強い走りを見せ、2位を勝ち取る。加茂(文4)も3位に入り込み、全員が予選を通過した。男子からは3名が出場し、厳しいレースが続く中、山田悠(法3)が粘りの走りで3位を確保し準決勝へ。続く400㍍Hでは男女4名が出場するも、予選通過ならず。午前に予選を通過した3名が登場する200㍍女子は、全員が奮闘するも決勝に進むことができず、悔しい結果に終わった。一方、男子1部準決勝では山田悠が強敵相手の揃う中、力走を見せ20秒974であすの決勝進出。ゴール後には、渾身のガッツポーズを見せた。続く800㍍予選では、男子1部で矢野(法4)が先頭集団に位置取りをする展開。最後は粘りを見せて4位でフィニッシュし、タイムで予選を通過した。きょう一の盛り上がりを見せた4×400㍍Rでは、女子が3位に終わるも、3分51秒43であすの決勝に進出。男子は、1走・山田彩(法3)が先頭でバトンを渡すと、その後は拮抗(きっこう)したレース展開に。最後は4走・谷生(法2)が競り勝ち2位で予選を突破した。関学選手が出場するトラック競技最後となる男子1部5000㍍決勝には、3名が出場。序盤から全員が2位集団に位置する走りに。そして、終盤にかけて中尾(教4)が集団の先頭で引っ張り始めると、最後は全力疾走で駆け抜けゴール。4位入賞を果たした。一方、フィールド競技では女子走高跳で辻内(経4)が1㍍65の記録で準優勝に輝く。続いて男子1部棒高跳では、野呂(法4)が5㍍10で同じく準優勝を勝ち取ると、安藤(経4)も5㍍00で5位入賞となった。良い流れが続く中、男子1部円盤投では鶴崎(人4)が43㍍61で5位入賞を達成。最後に、男子1部三段跳では仲間の声援を背に、栂尾(商4)と佐脇(国3)がそれぞれトップ8入りを決める。そして、栂尾は15㍍38で4位、佐脇は15㍍26で7位に入賞が決定。トラック競技、フィールド競技ともに多くの選手が躍進して3日目を終えた。
あすは、同会場にて同大会最終日が行われる。

試合後のコメント
走高跳にて準優勝に輝いた辻内杏奈「(競技を振り返って)1㍍73を飛び、優勝することが目標だったため、満足のいく結果ではなかった。ただ、緊張した中でも、仲間の顔を見ると安心し、勇気づけられたので、応援に助けてもらったと感じる。(今後の目標)1㍍76を飛んで、関学記録である1㍍75を越したいと思う。また全日本インカレでの入賞も掲げているので、きょうの反省を生かしてこれから練習していきたい」

三段跳にて準優勝に輝いた野呂仁人「(競技を振り返って)今大会は全員が実力を発揮できていて、総合優勝を狙っている中、勝つことができずに申し訳ない気持ちでいっぱい。今年は自分自身なかなか競技を積むことができていなかった。しかし、きょうでポールの高さに対する恐怖心を無くすことができたと思う。今後が楽しみになる大会になった。(今後の目標)学生個人でメダルを取ることと秋の全日本インカレで優勝することを目指していきたい 」

 

<写真・予選を通過し、喜ぶ男子マイルメンバー>

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