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サッカー部男子

首位・阪南大に勝利し連勝達成!

2024-11-04

 11月3日、J-GREEN堺・メインフィールドにて第102回関西学生サッカーリーグ(後期)第9節が行われた。

 前節を3-0で快勝した関学は、阪南大戦を迎えた。試合は両チームボールを握りつつ、攻め手を探す展開となる。前半10分には、自陣右サイドからのクロスをヘディングで合わせられるも、枠の上に。その後はハイプレスから良い攻撃につなげるものの、シュートまで持ち込むことができず。決定機をつくることができない時間が続くと、迎えた同38分だった。相手FWに背負う形を取られると、前を向かれてしまいそのまま失点。先制点を奪われると、その5分後にはコーナーキック(CK)のチャンスを与える。GK平野(社4)がパンチング、こぼれ球をセーブをするも、弾いたボールを押し込まれた。しかし、ここはオフサイドの判定に。0-1と1点ビハインドで前半が終了した。迎えた後半は、開始早々にスコアが動く。MF篠原(商3)のクロスをFW小西春(法3)が収めると、最後はMF千葉(法4)がネットを揺らし同点に。続く同11分には、篠原がカットインからシュートを放ったものの、枠の外に。その直後にはMF森雄(国4)が裏抜けからシュート、小西春がゴール前でチャンスをつくるも、枠を捉えることができず。決定機をつくり続けると、迎えた同14分。千葉がフリーでボールを受けると、右足を振り抜き逆転ゴールを挙げた。その後も攻め立てる関学は、篠原のシュートが相手GKのファインセーブに。森雄もゴールを狙うが、わずかに枠外に逸れた。終始主導権を握る展開の中、終盤には主将・DF末次(法4)がピッチに送られた。直後のCKでは、DF野中陸(経3)がトラップからシュートを狙うが枠外に。そして試合終了間際、セットプレーを中心に相手にチャンスをつくられるも、全員が集中して守り続ける。そのまま得点を許すことなく、試合終了のホイッスル。首位・阪南大相手に2-1で勝利を挙げ、全日本インカレ進出に向け、大きく前進した。

試合後のコメント

末次晃也主将「(試合を振り返って)阪南大はリーグ1位で総理大臣杯も取っている相手だったが、前期勝てていた分そこまで苦手意識を持たずに試合に入ることができた。前半は相手2トップに少しリスペクトしすぎていたところもあり、弱気になってしまったが、ハーフタイムでしっかり改善できたと思う。後半では強気で入ることができたし、2次攻撃3次攻撃と相手陣地でボールを持つ時間も増えて良い試合運びができた。(自身の復帰について)今週はスタメンでもいける感覚があった中、選ばれなかったところに悔しさ持っていた。ただ、その分自信を持って入ることができたし、短い時間だったが、楽しんでプレーできたと思う。(次節に向けて)他試合の結果次第ではあるが、京産大戦に勝てば全日本インカレ出場圏内の6位以上が見えてくる。連勝中ではあるが、そういうときだからこそ気の緩みが出てくるかもしれないため、週明けから気を引き締めて取り組んでいきたい」

 

 

<写真・試合後、写真撮影に応じる選手たち>

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