ヨット部
鶴本・伊藤組が470級4位で入賞
2024-09-08
9月8日、豊田自動織機海陽ヨットハーバーにて2024年度全日本学生ヨット個人選手権大会最終日が行われた。
陸上待機後、6ノットの弱い風の中、最終の第8レース(R)が行われた。鶴本(社3)・伊藤(法4)組はスタートで遅れをとるも、その後追い上げを見せる。しかし、11でフィニッシュすることになり、きのう4位の杉若・廣岡組(慶大)と合計得点が同点に。各レースの結果、惜しくも4位に順位を落としたが見事入賞を果たした。松本(商3)・品川(法3)/三木(商2)組、木内(商2)・西垣(総4)組は奮闘するも上位には食い込めず。それぞれ34位、35位で今大会を終えた。スナイプ級では大堀(商4)・河野(人4)組が11位でフィニッシュ。合計得点79点で、11位となった。大久保(人3)・三浦(経1)組、吉井(社4)・清水(総4)組は厳しい展開に持ち込まれる。最終成績はそれぞれ28位、31位で終えた。
最終結果
470級
4位 鶴本・伊藤組 48点 (DSQ)-5-4-5-6-10-7-11
34位 松本・品川/三木組 213点 22-24-(41)-38-31-36-25-37
35位 木内・西垣組 215点 13-15-30-30-34-UFD56-37-(BFD)
スナイプ級
11位 大堀・河野組 90点 (21)-9-18-4-15-20-13-11
31位 吉井・清水組 194点 (UFD)-24-27-14-29-39-34-27
28位 大久保・三浦組 180点 29-15-28-22-41-4-41-(41)
試合後のコメント
吉井陽哉主将「(今大会での目標を達成できたか)目標に対して立てたプラン通りには動けたが、成功したとは言えない結果になった。(54日後の全日本インカレに向けてどのようにしたいか)例年なら全日本個人戦の後に調子が上がらないのが関学だが、今年に関してはその土俵にすら立てていない。勝つために最善を尽くす。(今大会での1番の収穫)終盤の展開で油断できないということ。関西ではあまりないが、全国では最後が甘いと詰められる。全日を想定した練習をしたい。(関西インカレへの目標、意気込み)総合優勝することが目標。8月は社会人を含む全国レースに参加したので夏の集大成としたい。またチームとして3艇が5番以内を取れるようにする」
西垣翔平470級クラスリーダー「(今大会での目標を達成できたか)シングルを取ること、15位以内に入るという目標は達成できなかった。スタートの展開や、メンタル面からしても自分のレースができなかったと思う。強豪相手に勝負しに行くことができなかった。(54日後の全日本インカレに向けてどの様な意識を持ちたいか)1番艇はこの調子でより上を目指してほしい。しかし2、3番艇が現在戦える位置にいないので、まとまったスコアを取れるようにする。(今大会での1番の収穫)全国での位置を知れてチームとして危機感を持てたこと。スタートで前に出てること、混戦を抜け出すこと、コースプランニングなどが甘い。(関西インカレへの目標、意気込み)優勝することは、全日本インカレに向けての通過点である。圧勝して勢いをつけたい。また、団体戦としての戦い方で、江ノ島に向けて良い収穫ができるようにする」
大堀達也スナイプ級クラスリーダー「(今大会での目標を達成できたか)目標を達成できず、今大会で技術や経験値が足りていないことに気付かされた。特に2、3日目は自信を持てなかったというのが感想。(54日後の全日本インカレに向けてどの様にしたいか)1上時点にて高順位で通過できるようにしたい。インカレで優勝するには最低でも20番以内にいる必要がある。(今大会での1番の収穫)予測と準備が1番の収穫。スタートポジションにしても風に対して風上、風下の最適な場所選びができるだけではなく、その後使いたい海面を意識して考えなければならない。(関西インカレへの目標、意気込み)勝って当然の大会。全国を見据えた勝ち方をしたい」
<写真・閉会式後、写真撮影に応じた選手たち>