龍大に敗れ、あすの甲南大戦に臨む

５月５日、皇子が丘公園体育館にて令和６年度関西学生バドミントン春季リーグ戦４日目が行われた。
本日より開幕した上位リーグ。男子１部Ｂブロックを２位通過した関学は、Ａブロック１位の龍大との初戦を迎えた。第１シングルスには志賀（商４）が出場。立ち上がりからリードすると、最後は脅威の８連続得点を見せ、２１－１２で１ゲーム目を先取した。２ゲーム目は相手にリードを許す展開となるも、終盤で勝ち越しに成功し、そのまま勝利。格上相手にストレート勝ちを収め、チームに勢いをもたらした。続く第２シングルスには河野（人４）が出場。相手の勢いに呑まれてしまい、１ゲーム目を落とす。２ゲーム目は、最後まで縺れる接戦になったが、１９－２１で粘り負け。セットカウント１－１となり、迎えた第１ダブルスは田村（工３）・池山（経２）ペアが出場した。２ゲームとも序盤は拮抗（きっこう）した試合展開だったが、後半にかけて点差をつけられてしまい敗北。後がない関学は第２ダブルスで河野・野田（社２）ペアが出場した。テンポの良いコンビネーションで得点を重ねると、１ゲーム目を先取。２ゲーム目は相手にリードされる時間が続き追い上げを図るも、力及ばず。ファイナルゲームへと進むと、両者譲らぬ戦いが繰り広げられた。しかし、終盤にかけて点差を離されてしまい敗北。セットカウント１－３と団体での負けが決まる中、最後の第３シングルスには髙嶋（文３）が出場した。１ゲーム目を相手に奪われるも、続く２ゲーム目を粘りで勝ち取る。しかし、勝負のファイナルゲームを落としてしまい試合終了。セットカウント１－４で敗北が決まってしまった。あすは甲南大と３位の座を懸けて対戦する。

試合後のコメント
志賀伊吹男子主将「（試合を振り返って）相手が格上だと分かっていた中、チャレンジャー精神で積極的にプレーできなかった。全員がガツガツ挑戦できなかったことが敗因だと思う。（個人のプレーを振り返って）きのう不甲斐ない試合をしてしまったので、集中して試合に臨むことができ、チャレンジャー精神で勝つことができたと思う。（あすの試合に向けて）甲南大はダブルスは勝てているが、シングルスで負けている相手。全員がもう１度気を引き締め直して、あすは勝ちたいと思う」

＜写真・志賀の勝利を喜ぶ選手たち＞