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アメリカンフットボール部

34-7で法大に雪辱果たす

2025-06-08

 6月8日、王子スタジアムにて春季交流戦が行われ、関学は法大と対戦した。

 敗北となった昨年の雪辱を果たすべく、法大戦に挑んだ。相手のキックから試合が開始。序盤から、# 18QB星野太(社2)によるスクランブルやランプレーで敵陣へ攻め込む。勢いそのままに開始3分58秒で# 26RB平野(商2)が中央を突いたタッチダウン(TD)を決め、幸先の良いスタートを切った。一方ディフェンス陣も活躍を見せる。# 17DB東耕嘉(商2)が自陣38㍎地点にてインターセプトに成功し、チームに流れをもたらした。再び攻撃権を獲得した関学は、# 26RB平野の相手ディフェンスをものともしない力強いランプレーで第1ダウンを獲得。その後は# 18QB星野太から# 4WR小段へ26㍎のTDパスが通り、またもや追加点を挙げる。# 83K降矢(総4)のポイントアフタータッチダウン(PAT)も成功し、14-0で第1クオーター(Q)が終了。続く第2Q、開始から# 0WRリンスコット(国3)への37㍎のロングパスが通り、一気に敵陣へ。最後は# 18QB星野太が自らエンドゾーンへ駆け上がりTD。しかし、その後のPATは相手に阻まれ、失敗となる。だが、関学の勢いは止まらず、開始7分43秒で# 6WR五十嵐(経4)のスピードを生かした独走TDが成功。最後まで果敢に攻撃を続け、残り2秒で39㍎のフィールドゴール(FG)に挑むも失敗に。3ポゼッション差をつけ前半が終了した。迎えた後半では、開始直後に相手のパスプレーで自陣に攻め込まれ、法大がFGに挑むも失敗となる。攻撃ではランプレーを中心に着々と敵陣に攻め込んだ。第4Qまで食い込み、開始43秒で# 26RB平野がきょう2度目のTD。34-0とさらに点差を広げる。一方、ディフェンスでは# 98DL中村(社3)のプレッシャーをかけたプレーや、# 25DB城島(人2)がロングパスを阻止する場面も。残り時間1分3秒で相手のTDを許してしまうが、34-7で試合終了。昨秋の悔しさを晴らす結果となった。

# 97DL前田涼太主将(文4)「(試合を振り返って)ディフェンスでは最後に得点されてしまった。あの7点が阻止できないといけない。だが、昨年敗北してしまった法大に必ず勝たないといけないと思っていたので、改めて今年のチームが始動したと感じる。(秋シーズンに向けて)けがを負っている選手が多いので、コンデション良く挑めるようにしたい。また、この先の3試合あるJV戦で選手の底上げを図る。(JV戦に向けての意気込み)技術の向上やチームワークの部分でこだわりたい部分があるので、1戦ずつ温度感を高く持って挑みたい」

 

<写真・TDを決め、雄叫びを上げる五十嵐> 

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