サッカー部男子
Iリーグ関西予選トーナメント1回戦に快勝!
2024-11-21
11月21日、清瀬内山運動公園サッカー場A面にてアットホームカップ 2024第22回インディペンデンスリーグ全日本大学サッカーフェスティバル2回戦が行われた。
ついに幕を開けたIリーグ全国大会。関西王者として出場する関学は、福大A satelliteとの初戦を迎えた。試合は壮絶な打ち合いとなる。まずは前半7分、ロングスローからゴール前で混戦状態に。最後は相手に押し込まれ、先制点を奪われてしまった。完全に相手が勢いに乗るが、関学は冷静にボールを保持。相手を揺さぶりつつ、2トップのFW山本吟(商1)とFW小嶋(国2)の強さを生かす。押し込む展開が続く中、同36分。MF稲川(経2)がフリーでボールを受けると、右足を振り抜きネットを揺らした。同点に追いつくと、3分後にもクリアボールに反応した稲川がボレーシュートを突き刺し逆転に成功。勢いが止まらない関学は、コーナーキック(CK)の混戦の中、小嶋が押し込んで追加点を奪う。終了間際にも山本吟が自ら持ち込み、ファーサイドに強烈なシュートを流し込み4点目。一挙に大量得点を決め、試合を折り返した。迎えた後半も攻撃の手は止まらない。同5分、MF木場(法3)が縦に突破し、折り返しをDF金山(国1)が合わせるも、枠の上に。同17分には、MF米田翔(法4)の仕掛けから途中出場のFW大川(法2)がヘディングで狙うが、相手GKがファインセーブ。その2分後にも米田翔のクロスが起点となり、FW馬場(教1)がゴール前で合わせるものの、枠を捉えることができず。追加点が奪えない時間が続いたが、迎えた同35分。MF酒井(社3)がバイタルエリアでボールを受けると、ゴールニア上に突き刺し5点目を奪った。その直後には、馬場がバックパスをカットすると、相手GKも冷静に交わして無人のゴールへ。5点差をつけるも、同42分に自陣でのボールロストから失点。続けて同43分には、相手GKのロングボールを逸らされると、最後はゴール前でシュートを打たれ連続失点を許した。これで相手に流れが傾きかけたが、同45+3分。MF米田和(法3)のCKを酒井がヘディングで合わせダメ押しの7点目を決めたところで、試合終了のホイッスルが鳴る。試合の立ち上がりと終了間際に失点を許す課題が残るも、圧巻の攻撃力を証明して準決勝進出を決めた。
試合後のコメント
今試合ゲームキャプテンを務めた米田翔大「(試合を振り返って)勝てたことだけが良かったという印象。立ち上がりの失点で相手の雰囲気に呑まれたし、終盤の連続失点も反省すべき点だと思う。7得点取ることができたが、力の差を考えると、もっと取って勝たなければならなかった。(次戦に向けて)新医福大は昨年の印象で言うと、下級生が主体の勢いがあるチーム。分析班が今調べてくれているので、それを踏まえてもう1度戦術を練り直したい。きょうのようにうまくいかない時間は絶対にあると思うので、得点だけでなく声で雰囲気を盛り返して勝ち試合に持っていくことが重要になる」
<写真・得点後、喜びを表す稲川>