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フェンシング部

関東勢に食らいついた!

2024-11-16

11月16日、大山崎町体育館にて、全日本学生フェンシング選手権大会の4日目の競技が行われた。
全日本インカレも後半戦に差し掛かった。最初に行われたのは、男子サーブル団体戦。序盤から相手の猛攻撃を受けたが、辻中(法4)が点差を縮める。しかし、相手は慶大。なかなか思うようなプレーをさせてくれず、35-45で敗れた。女子エペ団体戦では、法政大と対戦。エース・石川愛(社4)が不在のため、下級生のみで戦うことに。一進一退の攻防が続く中、四元(国1)が一気に8得点を挙げ1点差に迫る。梶田(経2)、楠(社2)も奮闘し粘り強さを見せるも、41-45で敗北となった。きょう最後の種目は、男子エペ団体戦。開始早々、強豪・日大に連続失点を許し苦しい展開に。松田が計7点を挙げ、必死に食らいつく。しかし反撃もここまで。28-45で敗戦となった。
次戦はあす、同会場にて同大会最終日の競技が行われる。

試合後のコメント
辻中悠真主将「試合には負けてしまったが、1人で25点を獲得することができた。これまで頑張ってきたことを、全て出し切ることができたと思う。僕は途中からサーブルを始めた身なので、下級生の頃からメンバーだった川﨑(経4)と一緒に戦うことができてうれしかった。(主将として)しんどいことも多く苦労したが、充実した1年だと感じている。主将になって良かったという気持ちでいっぱい。(後輩たちへのメッセージ)真面目にやれば結果はついてくるので、諦めずに頑張ってほしいと思う」

川﨑琢矢サーブルリーダー「辻中がチャンスをつくってくれたのに、自分の役割を果たすことができなかった。(4年間を振り返って)辻中、安藤(商4)たちと一緒にフェンシングができて良かったと思う。最後の大会は悔しい思いをしたけれど、4年間を通して見ると納得のいく成績を残すことができた。(後輩たちへのメッセージ)僕と辻中が抜けると男子サーブルは人数が減り、大変なことも増えると思う。しかし、真面目で努力ができる後輩たちばかりなので良い報告をしてくれることを期待している」

楠彩名「素直に悔しい。最後まで雰囲気を崩さなかったところは良かった。だが誰か1人が落ち込んでしまうと、うまく切り替えられなかったと感じている。(下級生だけで戦ってみて)関東のチームとここまで戦えたことを評価したい。みんなも自信につながったと思う」

水野真夏斗エペリーダー(商3)「格上の相手だったので、戦い方や流れの持っていき方を考えていた。思っていたより得点を稼ぐことができて、個性を出せたと思う。今回で関西と関東の差を体感することができた。勝つためには、何が必要なのか考えていきたい。(今後に向けて)チームワークを大事にしたいが、まずは個々の力を上げたいと思う。関東のチームと対等に戦うためにも、関西で敵がいないと言えるチームにしたい」

 

<写真・得点を決める畑中>

https://instagram.com/p/DCbbYfuJpfK/

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