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バスケットボール部女子

拓殖大に敗北し、4年生は引退

2024-12-05

12月5日、エスフォルタアリーナ八王子にて第76回全日本大学生バスケットボール選手権大会が行われ、関学は拓殖大と対戦した。

全日本インカレ2回戦は、関東リーグ3位の拓殖大と対戦。試合は相手の攻撃から始まり、先制点を許す。しかし、直後にF前田芽(法4)が3点シュートを決めた。第1クオーター(Q)では、関学がワンゴール差を追いかける拮抗(きっこう)した展開に。G有墨(工4)のジャンプシュートやC前田心(社3)のポストプレーで点数を重ねる。その後もC太田(社2)からの好アシストでG有墨がレイアップシュートを決めたり、G東(社1)がカットボールから単独速攻を決めたりし、拓殖大に食らいつく。両者一歩も譲らぬ攻防戦が繰り広げられ、第1Qを16ー17で終えた。続く第2Qでは中盤、相手に流れを奪われる。一時は30ー41と11点差まで引き離された。だが、C前田心のバスケットカウントやF前田芽の3点シュートで追い上げを図る。42ー45の3点ビハインドで前半戦が終了した。試合の主導権を握りたい第3Q。固いディフェンスでリズムをつくろうとするが、相手の高身長を生かしたプレーに苦戦を強いられる。点差を思うように縮められず、58ー65で最終Qへ。連携の取れたパスやG有墨、C片山(社1)のシュートで点数を重ねるも、拓殖大の攻撃を止めることはできず。試合時間残り2分でF前田芽の3点シュートが決まり71ー81に。C前田心のジャンプシュート、C北之防(国3)、G有墨の3点シュートも決まるが、79ー84で惜敗となった。

試合後のコメント
前田芽衣主将「(試合を振り返って)格上の相手に怯むことなく戦えた。40分間全員が諦めずに頑張れたことは本当に良かったと思う。(1年間を振り返って)4年生は2人だけだったが、3年生の後輩の存在が大きかった。2人のために頑張りますと言ってくれたので、絶対にこのメンバーで勝ちたい。そのように思える1年間だった。(後輩へ向けて)私たちがここまで来られたのは、みんなのおかげ。関西制覇、インカレベスト4を目指してこれからも頑張ってほしい」

 

<写真・シュートを打つ有墨>

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