リーグ戦は３位で終幕

９月１５日、江坂テニスセンターにて２０２４年度関西大学対抗テニスリーグ戦が行われた。
最終戦は今リーグ戦無敗の関大と対決した。関学が王座への出場権を獲得するには、シングルス、ダブルスを合わせて７勝が必須条件。緊張感がある中行われたダブルス戦には、第１ダブルスに増成拓（文４）・増成智（教４）ペア、第２ダブルスに篠田（経４）・堤野（文３）ペア、第３ダブルスに小嶋（経３）・永村（法３）ペアが出場した。増成拓・増成智ペアは、息の合ったプレーで得点を重ねるも、１セット目を４ー６で落とす。巻き返しを図るべく、２セット目でも奮闘するが惜しくも４ー６で敗れた。篠田・堤野は序盤相手にリードを許す展開に。１セット目、１ー４の場面から５ー６まで追い上げるが、最後は相手に逃げ切られ５ー７。２セット目でも、堤野のアグレッシブなプレーと篠田の的確な返球で食らいつく。しかし、力及ばす４ー６で敗北となった。小嶋・永村ペアは３セット目にもつれ込む接戦に。一時は７ー２まで相手を引き離すが、終盤に猛攻を受け９ー１１で敗北を喫した。王座への道は閉ざされるも、続くシングルス戦では１つでも多くの勝利をつかむために全員が奮闘。ダブルス戦にも出場した堤野は、終始試合の主導権を握り、１、２セット目ともに６ー３で勝利した。森岩（社１）、髙橋（経２）は最後まで粘り強く戦うもストレート負けとなる。篠田は両者一歩も譲らぬ熱戦に。だが、１セット目を５ー７、２セット目を４ー６と落とし、惜しくも敗北した。中村（商３）は１セット目をタイブレーク戦の末落とすも、２セット目を６ー４で勝ち取る。しかし、３セット目では相手に流れを奪われ、０ー６で敗北を喫した。最後に行われた増成智は、白熱した試合に。１セット目を６ー３で勝ち取るも、２セット目は６ー７で敗北。勝負の３セット目では、両者好プレーを連発する。一進一退の攻防戦を繰り広げ最後まで食らいつくも、最後は５ー７で敗れた。最終結果１勝８敗で関大に敗北。４年生は今試合をもって引退となり、会場は大きな拍手で包まれた。

試合後のコメント
増成拓也主将「（リーグ戦を振り返って）王座進出を逃してしまい本当に悔しい。昨年はダブルス３戦を１つも落とさなかったことと比較し、今回は初戦から達成できていない。それが試合結果にもつながった。（後輩へ向けて）堤野はきょうの試合でも勝利しているように、ガッツのあるプレーを見せてくれる。森岩も近大戦、関大戦では１番良いプレーをしていた。実力のある選手ばかりなので、来年のリーグ戦も良い流れをつかめると思う。（４年間を振り返って）テニスは高校で引退するつもりだった。インターハイがコロナウイルスの影響で無くなったため、大学でも続けることを決意。大学生活で個人戦全国１位、王座３位という結果を残せたので、今はやり切ったぞという気持ち。後輩には来年王座に行けるよう頑張ってほしい」

＜写真・笑顔で写真撮影に応える部員たち＞