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アメリカンフットボール部

リーグ戦初戦は52-7で圧勝!

2025-08-31

8月31日、王子スタジアムにて2025関西学生アメリカンフットボールDiv.1が行われ、関学は甲南大と対戦した。
試合は関学のキックから開始。まずは、相手の攻撃を2シリーズで止め幸先の良いスタートを切った。#18QB星野太(社2)が自らのキープでゴール前1㍎へ前進。試合開始5分49秒にて、#31RB永井秀(社2)が中央を抜け、先制点を獲得する。さらに、次のシリーズでも好調。#6WR五十嵐(経4)のキャッチで新たな攻撃権を得た。そして #26RB平野(商2)がパスキャッチし、そのまま右サイドを駆け上がりタッチダウン(TD)。テンポの良いオフェンスを見せ、第1クオーター(Q)が終了した。続く第2Qでは甲南大がギャンブルを選択し、フレッシュを獲得される。流れを止めることができず、TDを許した。関学が反撃を試みるが、QBサックを受け42㍎のフィールドゴール(FG)に。#12K大西(社4)の安定したキックで成功させ3点を追加し、17ー7で試合を折り返した。後半は、関学の攻撃から開始。#31RB永井の力強い中央を突いたランによりダウンを更新する。#18QB星野太から#0WRリンスコット(国3)へ34㍎のTDパスが成功。ポイントアフタータッチダウン(PAT)も決まり、さらに相手を突き放した。一方、守備陣も奮闘を見せる。相手の反則が重なり第3ダウン&ロングのシチュエーションにて#62DL八木(経3)がQBサック。パントに追い込み、攻守交代となる。敵陣へと侵入し、#2QB星野秀(商4)を司令塔に変え#6WR五十嵐へ30㍎のTDパスが成功。続くシリーズでもディフェンス陣の集まりが良く、相手を抑える。勢いは止まらず、#80WR棚田晴(経2)が40㍎のパスをキャッチしゴール前1㍎へ。最後は、#40RB松村(人3)が飛び込みTD。#21K松井(商3)がPATを成功させ、追加点を挙げた。さらに第3Q残り時間17秒にて、敵陣25㍎地点で#32DB藤原(法1)がインターセプト。38ー7で第4Qへと進んだ。3名のRBを駆使し、時間を使ってランで攻め込む。最後は、#26RB平野がTD。相手の攻撃は1シリーズで食い止め、試合時間残り5分でオフェンスに。#39RB深村(経3)の力強いランでゴール前に前進する。#WR9川崎(法4)へのパスが成功し、きょう8度目の得点。52ー7で勝利し、リーグ戦初戦は好発進となった。
次戦は9月6日、ヤンマースタジアム長居にて同大と対戦する。

# 97DL前田涼太主将(文4)「(試合を振り返って)ディフェンスでいうと11人全員で寄って、守りたいところができていなかった。オフェンスもこだわろうと言っているスタート、フィニッシュが突き詰められていなかったと思う。また想定していたプレーとは違ったので、アジャストに時間がかかった。後半は0点に抑えられたが、チームの完成度としては良いものではなかったと思う。(王子スタジアムで行う最後の試合について)僕が小学生の頃からお世話になっていて、たくさんの思い出が詰まっている。試合がやりやすい場所でもあったので悲しい気持ち。(次戦に向けて)時間は無いが、1分1秒を大切にしていきたい。同大は立命大にも良い試合をしていたので、準備をしっかりして挑みたいと思う」

<写真・TD後喜びを見せる永井秀と星野太>

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