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アメリカンフットボール部

30-0で京大に勝利を収めた!

2025-05-04

5月4日、王子スタジアムにて春季交流戦が行われ、関学は京大と対戦。
相手のキックから試合が開始した。関学は#18QB星野太(社2)を司令塔に、パスとランを織り交ぜたプレーを展開。#0WRリンスコット(国3)へのパスが好機となり、流れをつかむ。#22RB井上(社4)と#39RB深村(経3)の2人のランで、ゴール前1㍎まで前進。開始6分55秒に#22RB井上のランでタッチダウン(TD)し先制する。その後のポイントアフタータッチダウン(PAT)も#12K大西(社4)が成功させた。次のシリーズでは、ディフェンス陣の奮闘で相手の攻撃を4回で止め切る。しかし、相手の集まりが早く、オフェンスが攻め込めないまま第1クオーター(Q)が終了。続く第2Qでは、#12K大西のパントキックがゴール前1㍎へ転がる好プレーを見せた。さらに、相手オフェンスが自陣26㍎まで攻め込むもフィールドゴール(FG)を選択させる。ディフェンス陣のプレッシャーが功を奏し失敗に。第2Qは得失点無く7-0で試合を折り返した。後半は#18QB星野太が自らドライブ、相手の反則もあり敵陣23㍎まで進む。開始4分47秒にて、#39RB深村のランでTDを挙げた。しかし、PATは失敗。その後の京大オフェンスの攻撃権を更新させず、パントに追い込む。第3Q残り4分に、#18星野太から#6WR五十嵐(経4)へのパスが決まり7点の追加点を挙げた。13-0で最終Qへ。序盤から#12K大西が46㍎のFGを成功させる。相手がボールをファンブルし、それを#50LB山本(社4)がリカバー。攻守交替の後、#0WRリンスコットへ22㍎のパスが決まり、ゴール前へ。ランで中央を突くも、第4ダウンに追い込まれる。ギャンブルを選択し、#0WRリンスコットへのTDパスが成功。最後に#95DL新井(社4)がQBサックを見せる。30-0と前戦に引き続き、無失点で試合が終了した。

# 97DL前田涼太主将(文4)「(試合を振り返って)試合前、チーム全体にフィニッシュをこだわろうということを伝えていた。しかし、それも含め立教戦と同じミスが続いており、チームとしての成長が無かったと思う。しかし、悪いところにしっかり目を向けて改善していくことが強みなので、もっと丁寧にしていきたい。(ディフェンスについて)フィニッシュをもっとこだわって、このチームと戦いたくないと思われるようにしていきたいと思う。(チーム全体の課題点)自分たちの問題を分かっている上で、改善できていないことが課題。(東大の印象)基礎がしっかりできていると感じる。僕たちがプレーを分かっていても、ファンダメンタルの部分で通してくるチーム。目指しているようなチームでありながら複雑だと感じている。(東大戦に向けて)立教大戦を含め同じ課題が残っているので、次戦こそは出さないようにしていきたい」

〈写真・ボールを持って走る井上〉

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