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準硬式野球部

全日出場の可能性消滅

2024-06-01

6月1日、ベイコム野球場にて2024関西地区二次予選トーナメント大会2回戦が行われた。
勝てば全日出場に王手、負ければ全日出場の可能性が消滅する大一番。先頭打者に痛烈なヒット性の当たりを許すも、伊奈(法1)が好守備を見せる。一方、関学打線は三者凡退が続き、なかなか攻撃の糸口を見つけられない。そんな中、均衡を破ったのは甲南大。四死球で2死一、二塁となり、失策の間に先制点を献上した。直後の4回裏、1番・島田(建4)が左安打で出塁するも、後続を断たれ反撃とはならず。先発の土肥(経4)は8回途中まで145球を投げて、2失点の好投。しかし2死満塁を招き、代わりに中畑(商2)がマウンドへ。フルカウントまで追い込み、なんとかピンチを切り抜けた。逆転を狙う最終回。打席には、代打・福島(教4)が入った。ボールを見極め四球を選ぶと、8番・伊奈が左安打を放ち1死一、二塁に。だが反撃はここまでとなり、0-2で試合は終了。関学の全日出場は絶望的となった。
次戦は23日、同大会3回戦が行われ、関学は立命大と対戦する。

試合後のコメント
福島裕也主将「チャンスの回数は相手とほとんど変わらないのに、あと一本が出なかった。勝つことができなくて、とにかく悔しい。(投手陣について)きょうも土肥が踏ん張ってくれていた。2死満塁のピンチは、中畑じゃないと抑えれなかったと思う。2人には本当に感謝している。(自身の打席について)秋季リーグ戦の同大戦を思い出して、俺が出塁すれば何か変わるんじゃないかと思って打席に入った。もっとできることがあったのではないかと責任を感じている。けがで試合に出られないことが続き、直接何もできない自分が情けなかった。僕たちが結果を残すことで、Bチームのメンバーや応援団総部の頑張りが少しでも報われるのではないかと思っていたので、申し訳ない。どんな状況でも諦めずに、応援してくれて心を動かされた。(今後について)清瀬杯に行けば、まだ野球ができる。このままでは終われないので、次は絶対に勝ちたい」

 

 

<写真・出塁した福島>

https://instagram.com/p/C7rST-hJRow/

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