関西学院大学体育会学生本部編集部 関学スポーツは試合速報、号外、企画などで体育会42部の活躍を伝えます

ラグビー部

初の準優勝で春閉幕

2024-07-07

7月7日、天理親里競技場にて関西大学春季トーナメント戦決勝が行われた。
新しい歴史を築いた。開始早々、先制点を献上した関学。CTB川村(法4)のグラバーキックを受け取ったWTB武藤(人3)がグラウンディングし、試合は振り出しに戻った。だが、相手の攻撃を止めることができず。前半31分、ハーフウェイライン付近でインターセプトされ、点差を広げられてしまう。その9分後、NO.8小林(社3)がトライを決め前半終了かと思われた。しかしロスタイムにゴール目前でターンオーバーされ、インゴールへと運ばれる。21-45と大幅リードを許して、前半は終了。後半は立て続けに京産大のトライが決まっていく。しかし、同13分HO平生(人4)の得点を皮切りに反撃が始まった。FB的場(法3)が独走トライを決め、WTB山本快(人4)が難しい角度からコンバージョンキックを成功させる。さらに、CTB松本(文4)がラインブレイクを披露してSH川原(社3)がインゴールへと飛び込んだ。しかし、反撃もむなしく49-73でノーサイド。優勝には届かなかったものの、創部初の春季トーナメント戦準優勝に輝いた。

試合後のコメント
小樋山樹監督「今年はアタックに力を入れていたので、きょうは一定の手応えを感じることができた。しかし、点を取られすぎたと思う。僕たちが1番大事にしているのはディフェンスなので、鍛え直していきたい。(アタックについて)昨年の秋に天理大と京産大から、1トライも奪うことができなかった。その課題をベースに、今年はアタックに力を入れている。(準優勝という結果について)2位という結果は結果でしかない。やってきたことに対して、どれだけ成果があったのかを考え課題にも目を向けたいと思う。選手たちが新しい歴史をつくってくれて、うれしいし自信につながった。だが、関西リーグを勝ち抜くことは簡単ではない。秋は他大学も仕上げてくると思うので、チャレンジャーとして挑みたいと思う」

平生翔大主将「アタックは、自分たちの準備してきたことを披露できた。セットプレーやディフェンスの部分で、後手に回ってしまったことが敗因。(セットプレーについて)前半はスクラムの間合いが合わなかった。FW戦で負けたら試合を制すことは難しいと思うので、夏はディフェンスにフォーカスしたい。(準優勝という結果について)結果は自信につながった。しかし、秋は他のチームがレベルアップしてくると思う。チャレンジャーの気持ちを忘れずに戦いたい」

 

<写真・喜ぶ的場と川原>

https://instagram.com/p/C9H4ESupKcu/

ラグビー部記事一覧