勝ち点獲得に１歩近づいた！

　９月２９日、ほっともっとフィールド神戸にて令和６年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦が行われ、関学は同大と対戦した。

　試合が動いたのは２回、関学の攻撃。５番・福谷（社２）の安打や６番・両井（社４）の四球で、無死満塁のチャンスをつくり、７番・小川（法４）がバッターボックスへ。フルカウントからしっかり見極め、四球を選択。押し出しで先制点を獲得した。４回には、９番・坂本（社３）の内野ゴロの間に１点を追加。続く５回にも得点のチャンスがやって来る。１死一、三塁の場面で、打席には５番・福谷（社２）。見事、中適時打を放ち、追加点を獲得した。一方、守りでは坂本が先発マウンドに上がる。４回までを無失点に抑える好投を見せるが、５回に１点を献上。続投の古川（社４）は同大打線をしっかり抑え、リードを守り切った。このまま終わるかと思われたが、８回に同大が反撃を開始。同点に追いつかれ、状況は一変した。迎えた９回、８番・渡部（国１）が右安打を放ち、逆転の糸口をつかむ。１番・坂口（経４）、２番・永谷（商４）が出塁し、２死満塁で４番・馬場（国４）。球場に緊張が漂う中、冷静に四球を選択。貴重な１点を獲得した。最後は登尾（経４）が完璧に抑え、４－３で試合終了。勝ち点獲得に１歩近づいた。

　次戦はあす、同会場にて同大会第４節第２戦が行われ、関学は同大と対戦する。

【学】坂本、古川、溝口（法４）、登尾ー永谷

【同】野邉、岡、阪上、安田、財原、清川一辻井、山元

試合後のコメント

小川将信主将（法４）「（きょうの試合を振り返って）先制点をしっかり獲得できて良かった。前節からの練習期間は短かったものの、自分たちの野球をすることができたと思う。試合が中断する場面もあったが、一喜一憂せずに冷静に熱く戦うよう声掛けを行った。（次戦に向けて）しっかり勝ち点を取らないと、次がない。最善の準備をして勝ちにいきたいと思う」

＜写真・先発のマウンドに上がった坂本＞