サッカー部男子
大院大に敗れ、後期リーグ4連敗
2024-10-09
10月9日、三木総合防災公園陸上競技場にて第102回関西学生サッカーリーグ(後期)第5節が行われた。
後期リーグ3連敗と苦しい状況の中、第5節・大院大戦を迎えた。試合立ち上がりは両チーム拮抗(きっこう)した展開となる中、前半10分。MF吉田有(商4)のクロスをMF篠原(商3)がヘディングで折り返し、MF三宅(法3)がゴールを狙うも相手DFが防ぐ。その後はなかなか決定機をつくることができずに時間が経過し、次第に流れは相手に傾き始めた。同18分、自陣でボールを奪われシュートまで持ち込まれるが、ゴールポストに。続けてこぼれ球を押し込まれかけるも、DF陣が決死のブロックで防いだ。難を逃れたところだったが、迎えた同34分。前線でのボールロストから一気にサイドへロングボールを通される。DF村上(商4)が対峙するも、スピードでうまく入れ替わり、GK平野(社4)との1対1に持ち込まれ失点。与えたくなかった先制点を奪われてしまい、0-1で前半を終えた。迎えた後半は、開始早々に篠原がカットインからシュートを放つが、惜しくも枠の外に。前半と打って変わってハイプレスが功を奏し、終始関学が主導権を握る試合展開となった。幾度とMF三宅のセットプレーから得点を狙うものの、シュートまで持ち込めず。同29分にはFW野中亮(国3)を投入し、FW小西春(法3)との2トップに形を変えた。中に高さが加わったが、相手の脅威となるクロスを上げることができず。このまま時間が経過し、アディショナルタイム。吉田によるヘディングの落としを小西春がボレーシュートでゴールを狙ったが、惜しくもゴールの右に。最後まで相手陣地で試合を進めたものの、1点が遠く終了のホイッスルが鳴り響いた。今節のシュート数は前後半通して5本。課題の残る結果となり、後期リーグ4連敗を喫した。
試合後のコメント
DF末次晃也主将(法4)「(試合を振り返って)自分たちの実力不足。試合の入りは良く、ボールを握ることができていた中、最後のクオリティーが足りない。ただ、控えの選手がスタメンとして、持っている力を出してくれたことはポジティブな要素だったと思う。(何が必要だったのか)仲間を信じる力や自信といった目に見えないところが必要。それぞれ結果を出せずに不安があるかもしれないが、自分たちは覚悟を決めてやるしかないと思う。(次節に向けて)優勝の可能性がある限り、自分たちは挑戦し続けるだけ。最後まで目指す義務があるし、それが関学Aチームとしての使命。甲南大は順位も近い相手なので、何が何でも勝ちにいく」
<写真・試合後、悔しさを見せる選手たち>