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バスケットボール部男子

奮闘するも及ばず、4位で終幕

2024-05-05

5月5日、東淀川体育館にて第51回関西学生バスケットボール選手権大会3位決定戦が行われた。
先制点は神医療大。留学生の高い壁に阻まれるも、PG山際(商4)が連続でシュートを決める。また、連携の取れたパス回しで相手を翻弄(ほんろう)し、PF諸(法4)の得点で同点に追いついた。今試合でも存在感を放ったのは、SG溝上(経2)。3点シュートを3本連続で成功させ、18ー16で第1クオーター(Q)を終える。PG鈴木(法4)やPF諸で得点を重ねるも、開始5分で同点に。その後は両者一歩も譲らない時間が続く。均衡を破ったのはF吉本(商3)の3点シュートだった。再び逆転し、5点をリードで後半戦へ。第3QはF寒川(人4)の3点シュートで勢いよくスタートする。拮抗(きっこう)した展開が続くも、PF中林(法4)のフェイントからのパスでPG鈴木が得点。しかし、残り30秒で逆転を許し、加えてブザービーターを決められた。5点ビハインドで第4Qを迎える。開始8分、PG山際の得点で同点になるも、相手の攻撃は止まらず53ー56でタイムアウトを取った。負けるわけにはいかない関学は、ここから巻き返しを図る。残り2分でPG山際のレイアップシュートが決まり、残り35秒でF吉本のシュートで同点に。再び逆転されるも、F吉本が残り1秒で同点に追いつき、試合は延長戦へ。取っては取り返し、両チーム気迫のこもったプレーを見せた。しかし、残り50秒で相手に3点シュートが入り、PG山際が食らいつくも時間切れに。何度もピンチを切り抜けた関学だったが、あと一歩及ばす。大会を4位で終幕した。

試合後のコメント
山際爽吾主将「(試合を振り返って)この試合も我慢が続いた。最後は自分の力不足で負けてしまい、悔しい気持ち。(タイムアウトの内容について)どこで相手が得点を取るかは分かっていたので、セカンドチャンスを与えず自分たちのボールに持って行こうと話していた。(トーナメント戦を通して)誰が出ても同じ強度で戦える。リードされていても自分たちのチームプレーで勝ち上がってこれた。そこが関学の良いところだと思う」

 

<写真・試合中、何度もチームを救った吉本>

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