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ヨット部

春新にて関学が上位を独占中

2025-05-03

 5月3日、新西宮ヨットハーバーにて2025年度関西学生ヨット春季選手権大会1日目が行われた。

 今年度よりインカレと同じく団体戦での開催となった春新。関学からは470級に3チーム、スナイプ級に2チームと1艇がオープン参加した。470級第1レース(R)ではグループAの鶴本(社4)横溝(法2)組が順調なスタートを切る。グループCの監督・コーチ陣組を抑えてトップホーンを鳴らした。そして同じくAチームの木内(商3)品川(法4)組、松本(商4)平北(人2)組も5、6着と上位でフィニッシュ。3Rを終え、結果66点で暫定成績は2位となった。一方、三木(商3)率いる下級生メインのBチームは団結。終始まとまった走りを貫き、暫定成績は6位となった。Cチームは監督・コーチ陣組が各レースにて3位以内に入ったことで、暫定成績は1位。軽風の中、安定した成績を残した。

 スナイプ級はグループBが圧倒的な点差で暫定1位に。第1Rでは廣田(商3)・清松(文1)組がトップホーンを鳴らし、安東(国4)・小林(商1)組、土橋(教4)・垣本(経3)組が5、7位で全艇がシングルでフィニッシュした。安東(国4)・小林(商1)組は5、3、4着で個人でも1位の暫定結果となっている。また、グループAも第1Rを順調に終え、第2Rでは三浦(経2)・上村(文2)組がトップ。合計得点は124点で暫定2位となった。

 次戦はあす、同会場にて同大会、最終日が行われる。

暫定結果

470級

1位 関学グループC 58点

2位 関学グループA 66点

3位 近大グループA 159点

4位 広大グループA 162点

5位 関大グループA 163点

6位 関学グループB 174点

スナイプ級

1位 関学グループB 59点

2位 関学グループA 124点

3位 関大グループA 143点

4位 大公大グループA 155点

5位 岡大グループA 227点

6位 阪大グループA 234点

試合後のコメント

松本怜己主将「(今大会での目標)今回は両級ともにA、Bがワンツーを取ることが目標。特に470級は監督コーチ陣のグループCに学生が勝ちに行くことが求められている。(きょうのチームワークを振り返って)470級ではレース間でグループを超えてコミュニケーションを取り、スナイプ級ではバチバチと切磋琢磨し合っていたのが良かった点。(全日本インカレに向けて)連勝中の早大に勝つためには関西水域のレースにて必ず1番の成績を残すことが求められる。その為に全日本インカレまでの各大会で目標順位を決めて、レースを振り返り行動に移すことで成長したい。決して一度に大きな成長ができるわけではないが、自信が徐々につくことで全員が前を走れるようになる。(あすへの意気込み)スローガンである常勝を体現したい。スナイプ級はより競い合い、470級は監督コーチ陣を抜けるようにする」

鶴本優士470級クラスリーダー「(今大会での目標)グループAとしては、監督・コーチ陣のいるCチームに勝つことを目指している。グループBとしては各レースにて25着以内でフィニッシュすることが目標。(きょうの走りを振り返って)基礎を大切にコース展開をした。その結果、チームとして安定した結果を残すことができたと思う。しかし、安定していてもグループCには8点差付けられているので、スタートから前を走りたい。(あすへの意気込み)きょうしたミスを絶対に起こさず、強い相手に油断をしないようにする」

大久保伍貴スナイプ級クラスリーダー(人4)「(今大会での目標)スナイプチームは470級とは違って2チームでバランスを取り、絶対に最終結果で1、2フィニッシュを取ることを目標にしている。(きょうの走りを振り返って)1本目からほとんどの艇が良いスタートを切れた点が良かった。きょうの成績は決して悪くはないが、もっと上を目指して、まとめることができると思う。個人的にはコース展開により力を入れたい。(あすへの意気込み)Aチームの自分が団体1位を取り、関学がワンツーを取りに行く。また、ボートスピードを出して前を走ることを意識したい」

<写真・艇を前に走らせる品川(左)・木内組>

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