サッカー部男子
甲南大に逆転負けを喫する悔しい結果に終わった
2024-10-13
10月13日、関西大学・高槻グラウンドにて第102回関西学生サッカーリーグ(後期)第6節が行われた。
なかなか勝利を飾れず、苦しい現状と向き合い続けている関学。甲南大との第6節に臨んだ。試合は開始早々、背後を取られピンチを招くも難を逃れる。前半10分には、相手ミドルシュートがゴールを襲うも、GK平野(社4)がセーブ。攻め込まれる時間が続いたが、同21分に待望の瞬間が訪れる。相手DFのクリアボールに反応したDF西谷(経3)が右足を振り抜き、先制点を獲得。自身Aチーム初ゴールはチームを勢いづける貴重な得点となった。同29分には、相手DFの背後を取るボールにMF篠原(商3)が反応。クリアボールをFW野中亮(国3)がシュートするも、枠外に。その後は、DF陣の体を張った守備で得点を許さず。1-0で試合を折り返した。迎えた後半は、同11分にチャンスをつくる。DF古田東(商2)のパスに抜け出した野中亮が時間をつくり、篠原へ。カットインから左足を振り抜くが、枠を捉えることができず。その後は、徐々に相手が流れをつかみ始めた。まずは同19分、中への侵入を許しシュートを打たれるも、古田東がスライディングでブロック。続く同34分には、コーナーキックからニアでヘディングを合わせられるが、枠外に逸れた。反撃に出たい関学は同39分。DF村上(商4)のパスに抜け出した西谷が縦に持ち上がる。最後は中のFW小西春(法3)が合わせるも、シュートは相手GK正面に。このまま逃げ切りたい関学だったが、同45分。相手ロングスローの流れからシュートを2度打たせるも、体を投げ出して決死のディフェンスを見せる。しかし、最後はクロスをヘディングで合わせられ、同点に追いつかれた。そして、同45+5分。中央でフリーキックを与えてしまうと、直接これをゴールに沈められ逆転を許す。このゴールが決まると同時に、試合終了のホイッスルが会場に響き渡った。
試合後のコメント
末次晃也主将(法4)「(試合を振り返って)この試合に勝ちたいという思いを、ピッチにいる選手たちは表現してくれたと思う。101%を出そうという目標を立てていた中、みんなは本当に真摯に取り組んでくれた。ただ、ロングスローやセットプレーといった相手の強みに呑まれてしまった印象。引き分けで終われないことや、やられそうと思ったときにやられたことが今の弱さだと思う。(次節に向けて)Iリーグでもなかなか勝てておらず、この雰囲気をつくり出しているのはAチームだと思う。ただ、違うカテゴリーの部員は応援し続けてくれているし、自分たちは彼らがいる限り戦い続けなければならない。部員たちに良い報告をしたいという気持ちがあるので、何としてでも勝ちにいく」
<写真・得点後、喜びを見せる西谷>