ゴルフ部
男女今大会最高成績を残し、常陸宮杯閉幕
2024-11-09
11月6日、片山津ゴルフ倶楽部WESTにて常陸宮杯第3回全日本大学ゴルフ選手権競技、常陸宮妃杯第3回全日本女子大学ゴルフ選手権競技が行われた。
ついに迎えた常陸宮杯第3回全日本大学ゴルフ選手権競技、常陸宮妃杯第3回全日本女子大学ゴルフ選手権競技の最終日。1つでも上の順位を目指し、選手たちは気合を入れて競技に臨んだ。男子は川﨑(経2)、御舩(商3)、牧野(人3)、植田剛(社3)、竹内(経3)が出場。女子は細田(国4)、宮本(法1)、千代(教4)、松岡(法2)、山下(法4)で臨んだ。ここ4日間で最も良いコンディションとなったきょう、全員がしっかりとティーショットを決めて競技開始。前半9ホールを終えた時点で、男子は牧野が今大会IN最高成績となる31ストロークを叩き出す。植田剛は1アンダーで34ストローク、竹内はイーブンとなる35ストロークと幸先良く後半を迎えた。一方の女子は、それぞれが奮闘するものの、思うような成績を残せず。後半での巻き返しを図ると、細田が36ストローク、山下が37ストロークと何とか挽回。合計309ストロークと3日間で最高成績を記録し、今大会937ストロークの13位で幕を下ろした。男子は前半で好成績となった3人に期待が集まる中、牧野は5アンダーで65ストロークと今大会3位タイとなる驚異の結果を残す。植田剛はイーブンの70ストローク、竹内は1オーバーの71ストロークで終え、チームに大きく貢献した。これにより、合計283ストロークと前日の296ストロークから13ストロークの巻き返しに成功。順位は17位と変わらなかったものの、大健闘を見せ常陸宮杯を締めくくった。男女同時出場となった全国大会は実に8年ぶり。関学ゴルフ部の歴史を変えるとともに、自信をつける大会となった。
1.川﨑 42・42/84※
2.御舩 38・39/77
3.牧野 34・31/65
4.植田剛 36・34/70
5.竹内 36・35/71
1.細田 36・40/76
2.宮本 43・41/84※
3.千代 38・41/79
4.松岡 40・38/78
5.山下 37・39/76
試合後のコメント
御舩遊大主将「(きょうの試合を振り返って)祥大と剛がきのうに続いてしっかりと力を発揮し、結果を残してくれた。ただ、主将である自分が情けないプレーをしてしまい、チームを引っ張り切れなかったことがすべて。自分の実力が足りないと感じる。(新体制に向けて)今回は感覚的に参加しただけになってしまったため、次来るときは結果を残す意識を持つチームをつくって臨みたい。最近はチームの空気感が緩く、このままだと弱いチームのままになってしまう傾向にある。もっと甘さのないストイックなゴルフ部にし、春秋全国出場、そして入賞まで食い込めるチームにしていきたい」
牧野祥大ゲームリーダー「(きょうの試合を振り返って)ほぼ100点に近い結果で、特に前半のパターは打ったら入る状態だった。後半は欲が出てくるところをしっかりと抑えて、自分のゴルフをすることができたと思う。また、全国の舞台に出場するうまい選手たちから吸収できることは多くあったし、最終日にこの結果を出せる対応力もついてきたと感じた。自信を持ち、自分をマネジメントしてプレーすることができれば、コースを攻略できると分かったので、その感覚が楽しかったし、今大会で大きく成長できたと思う。(春リーグに向けて)関西4位以内に入り、全国大会出場を果たすことが目標。そのためにも、今大会で攻めのゴルフをするためのショット力やフィジカル力を伸ばさなければいけないと感じた。また「上の大学に勝つ、全国に行く」という思いを持つ雰囲気をつくっていきたい」
竹内大悟「(試合を振り返って)きのうのプレーで悔いを残してしまったところがあったので、自分をマネジメントして安定したゴルフができたと思う。1オーバーという結果となったが、自分の調子が悪かった中でこのゴルフができたことは自信につながった。(今後の目標)今回たまたま全国大会に出場できたが、きょうは組の中で1番スコアが良かったし、自分のゴルフが全国に通用すると感じることができた。今大会で見てきたうまい選手を越せるような技術を習得し、個人での全国出場、春リーグ出場を目指して練習し続けたい」
<写真・試合後、写真撮影に応じる選手たち>