バドミントン部
男子団体の全日本インカレは法大に敗れ、2回戦敗退
2024-11-15
11月15日、ALSOKぐんまアリーナにて令和6年度秩父宮・秩父宮妃杯争奪第75回全日本学生バドミントン選手権大会が行われた。
男子団体の1回戦は、東学大と対戦。第1シングルスの志賀(商4)は、序盤から相手を圧倒し、21-4で1ゲーム目を勝ち取る。2ゲーム目は苦戦する展開となるも、最後はしっかりと点差をつけ、21-15で危なげなく勝利した。続く第2シングルスの髙嶋(文3)は最後まで均衡した試合となる。しかし、21-16と21-19で両ゲームともしっかりと取り切り、勝負強さを見せた。第1ダブルスには河野(人4)・野田(社2)ペアが登場。接戦の中、僅差で1ゲーム目を奪われたが、21-13と相手を突き放して2ゲーム目を取り返す。勝負の3ゲーム目は最後まで粘りを見せるも、相手が勢いに乗り、敗れてしまった。続く第2ダブルスに出場したのは田村(工3)・池山(経2)ペア。幸先良く1ゲーム目を獲得すると、2ゲーム目も危なげなく取り切り勝利を決めた。これにより、セットカウント3-1で東北大を下し、1回戦突破。そして、2回戦では昨年の優勝校・法大と対戦した。第1シングルスには初戦に続き、志賀が出場。1ゲーム目は相手を寄せつけず大差で勝利するも、2ゲーム目は14-21で敗北する。勝負の3ゲーム目は接戦が続く中、終盤に連続得点を重ね21-15で勝利。チームも大盛り上がりを見せ、勢いづける大きな1勝を挙げた。第2シングルスの河野も志賀と同様、19-21と21-19と拮抗(きっこう)した試合を繰り広げ、最終ゲームへ。序盤こそ得点を奪い合い、競る戦いとなるも最後は16-21で敗れてしまった。続く第1ダブルスには田村・池山ペアが出場。格上相手に対してなかなか自分たちのペースに持ち込めず、ストレート負けを喫した。後がない関学は第2ダブルスに河野・野田ペアが登場。最後まで果敢に食らいつくも、相手の連携や勢いが勝り両ゲームを奪われた。これにより、セットカウント1-3で法大に敗北。全日本インカレ団体戦は2回戦敗退で幕を閉じるとともに、4年生は引退を迎えた。
試合後のコメント
志賀伊吹男子主将「(きょうを振り返って)個人としては、秋リーグや西日本インカレの団体シングルスで競るところまでいくが、勝てない試合が続いた。その中で、個人の全日本インカレを終えて約1カ月。これまで以上に考えて練習し、きついことにも取り組んできた。それが最後に結果として表れたのでうれしかったし、綺麗な引退を迎えることができたと思う。チームとしては、関東相手だからといって萎縮する選手はおらず、自分の出せる100%以上を出してくれた。後悔はないが、やはり力負けだったし、その差をこれから縮めなければいけない。(次世代に向けて)今大会で関東相手に自分は勝つことができたので、みんな勝てる相手だと分かったと思う。日本トップレベルの選手と戦って感じることは人それぞれだと思うが、きょうの経験を忘れないでほしい。そして、リーグ優勝、全日本インカレベスト8という目標を達成してほしいと思う」
<写真・勝利後、喜びを見せる志賀>