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サッカー部男子

石本の1点を守り抜き、悲願の1部昇格!

2024-06-30

6月30日、関西大学高槻グラウンドにて関西学生女子サッカー春季リーグ(2部)最終節が行われた。
全員が一丸となって90分間を戦い抜いた。勝てば昇格が決まる春季リーグ戦最終節は、強敵・関大と対戦。試合は開始早々、相手にファーストシュートを許すが、GK冨永(商3)が好セーブを見せる。続く前半12分には、自陣左サイドからのクロスを中の選手に合わせられるも、わずかに枠外に。その2分後にも、相手のミドルシュートがポストに直撃するなど、ピンチの時間帯が続く。耐える試合展開となる中、同23分にエースが試合を動かした。右サイドDF洞出(文1)のクロスにMF石本(商2)がヘディングで合わせて先制に成功。ピッチ内の選手たちはもちろん、ベンチや観客も歓喜に包まれた。その後は全体の守備がうまくはまり、相手陣地で試合を進める。高い位置でボールを奪い、何度も攻撃を仕掛けるが、決定機にはつながらない。関学優勢の時間が続き、1-0で前半終了。迎えた後半は開始早々、立て続けに攻め込まれる。同10分には、フリーキックからピンチが訪れるも、シュートはわずかに枠の上に。その3分後、MF岡(建4)が後半初シュートを放ち、攻めの姿勢を見せる。しかし、その後も攻め込まれる展開続き、飲水タイムへ。もう1度全員が気を引き締め直し、試合に臨んだ。そして同37分、自陣左サイドから突破を許し、立て続けにシュートを打たれるも、全員が決死のディフェンスでゴールを割らせず。2分後には、良い位置でボールを奪うと、石本がそのままシュート。枠を捉えることはできなかったが、攻撃を完結させた。そして、アディショナルタイムは3分。関大が主導権を握り、苦しい時間が続くものの、全員が集中力を切らさず。石本の1点を最後まで守り抜き、試合終了のホイッスルが鳴った。これにより、昨年の秋に2部降格を喫した関学は、悲願の1部昇格を達成。創部初となるインカレ出場を目指す女子チームは、目標の舞台への挑戦権を勝ち取った。

試合後のコメント
DF羽佐田麻衣主将(法4)「(試合を振り返って)この1週間、全員で1部昇格を決めようという気持ちを統一して試合に臨めたので、一体感を持って勝ち切ることができた。これを成果として捉えてはいるが、試合の進め方や守備の対応はもっと高めることができると思う。(1部での戦いに向けて)創部初となるインカレ出場を目標に掲げているので、まずは1部で勝てるチームをつくらなければならない。そのためにも、走り込みや技術、要求をチーム全員で高めていきたいと思う」

 

<写真・得点後、喜びを表す石本>

https://www.instagram.com/p/C8182Hap_n_/?igsh=MXQ2N3VsYnJnbGd2dw==

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