硬式野球部
秋季リーグ戦優勝を果たした!
2024-10-21
10月21日、わかさスタジアム京都にて令和6年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦が行われ、関学は京大と対戦した。
勝てば優勝が決まる運命の1戦。先発マウンドには、坂本(社3)が上がった。力強い投球を見せるも、1回に5点を献上。早くも相手を追いかける展開となった。しかし、関学はここから追い上げを開始。2回に、9番・大林(教4)が四球を選択し、押し出しで1点を追加する。その後も相手の失策などで、追加点を獲得。2点差に迫った状態で6回を終えた。試合が動いたのは、最終回。代打・青木(経4)、1番・両井(社4)が出塁すると、2番・小川(法4)がバッターボックスへ。内野ゴロとなるも、相手の悪送球で1点を追加した。続く3番・杉本(商3)が右安打を放ち、1死満塁のチャンスで打席には代打・山畑(経4)。初球を振り抜き、中適時三塁打を放った。これが逆転打となり、3点を追加。会場は大きな盛り上がりを見せた。その後は、継投・岡(経3)が完璧なピッチングで相手打線を抑える。8ー5で白星を挙げ、65年ぶりとなる春秋連覇を成し遂げた。
次戦はあす、同会場にて同大会第6節第4戦が行われ、関学は関大と対戦する。
【学】坂本、大林、森田(総4)、溝口(法4)、岡ー永谷(商4)、木村(人4)
【京】西宇、松尾、中野一松本、水野
試合後のコメント
小川将信主将「(優勝について)この舞台で、2季連覇という快挙を成し遂げるのは簡単なことではない。自分たちには見えない力が働いたのではないかと思う。優勝した瞬間は、本当にうれしかった。やってきたことが報われたと思う。追われる立場となって迎えた秋季リーグ戦だったが、きょうまで戦い抜いてきて良かった。(きょうの試合を振り返って)点数を取ることは簡単なことではないと改めて感じた。しかしその中でも、得点するための工夫をしていけばチャンスは必ずくる。(山畑選手について)チームのムードメーカー的な存在で、彼の発言やプレーはベンチに必要不可欠。その上で準備を怠らず、結果をつかんだというのが彼の力だと思う。(次戦に向けて)代表として戦うからには、必ず神宮へ行く。関学らしく恥のないプレーで勝ちにいきたい」
逆転タイムリーヒットを放った山畑陸「(試合を振り返って)優勝できて、めちゃくちゃうれしい。準備をしっかりしていたので、自分のバッティングを信じて絶対打つという気持ちで打席に向かった。(関学の強みについて)仲の良さだと思う。練習も例年より大変なメニューだったが、全員で乗り越えてきた。このことで、横のつながりも縦のつながりも強くなったと思う。(次戦に向けて)完全優勝を目指して、必ず勝ちにいきたい」
<写真・マウンドに集まる選手たち>