卓球部
葛西、佐藤匠が3回戦敗退で全日学を終えた
2025-10-23
10月23日、大浜だいしんアリーナにて第91回全日本大学総合卓球選手権大会・個人の部3日目が行われた。
全日学3日目のきょうは、男子シングルスに1、2日目を勝ち抜いた4名が出場した。2回戦、最初に登場したのは葛西(法4)。1セット目を奪いリードするも、その後は取っては取られての接戦に。最終セットでは形勢を返し、見事逆転勝利を収めた。葛西の隣の台では、佐藤匠(商4)が熱戦を繰り広げる。最初のセットを落とすも、その後は自分のペースに持ち込み、打ち合いで圧倒。3-1で3回戦へ駒を進めた。シードで2回戦からの出場となった渡邊(商1)は、最終セットをデュースまで持ち込むも、1-3で敗北。続く分島(商2)もストレート負けを喫し、2回戦敗退となった。迎えた3回戦、葛西は優勝候補である谷垣(愛工大)と対戦。序盤は相手の巧みなプレーに翻弄(ほんろう)されるも、後半に巻き返し1セットを奪う。その後は11点には届かず、1-3で敗北。しかし強敵相手に好プレーを連発し、会場を沸かせた。佐藤匠は青山(中央大)との対決。互角の戦いを繰り広げる中、2セットを先取する。しかしあと一歩のところで取り切れず、第5セットのデュースにまで及ぶ激戦に。最後は相手に得点を許し、惜しくも3回戦敗退となる。ベスト32には届かなかったが、4年間の集大成を存分に発揮してみせた。
試合後のコメント
佐藤匠海主将「(試合を振り返って)ランク入りする事が目標だったので、あと一歩のところで達成できず悔しい。(4年間を振り返って)楽しいことだけではなかったが、それでも続けてきたから、きょうのような良い試合ができたと思う。このユニフォームを着られて良かった。(後輩たちへ向けて)勝ち負けがつく世界なので、苦しいこともあると思う。だが、大切なのは続ける、努力するということ。周りと助け合いながら、頑張っていってほしい」
葛西啓功「(試合を振り返って)2回戦は最終セットで負けていた中で、挽回することができた。優勝候補の選手と対戦した最後の試合でも、想定していたより良い試合が展開できたと思う。最低限のところまでは勝ち上がれたので、総じて今大会は良かった。(4年間を振り返って)最後の秋季リーグ戦で優勝することができてうれしかった。個人としては、思うような結果が大学では出なかったが、頑張り続けられたと思う。本当に充実した4年間だった。(後輩たちに向けて)メンバーの佐藤匠と自分が抜けるが、僕たちが果たせなかったリーグ戦春秋連覇を成し遂げてほしい」
<写真・フォアツッツキをする佐藤匠>

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