近大との１戦目は引き分けとなった

９月２１日、南港中央野球場にて令和６年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦が行われ、関学は近大と対戦した。

先発マウンドに上がったのは百合（法４）。初回、３者連続三振で完璧な立ち上がりを見せた。続く２回から６回を三者凡退に抑え、近大打線を完全に封じ込める。関学の守備の固さを見せつけた。一方の攻撃では、初回に１番・坂口（経４）が内野安打で出塁。２回には４番・馬場（国４）が左前安打、３回には８番・両井（社４）が内野安打を放つ。しかし、後が続かず、ランナーを得点圏に進めることができなかった。試合が動いたのは５回、関学の攻撃。５番・福谷（社２）が内野安打で出塁すると、相手の投手の失策、７番・永谷（商４）の遊ゴロで１死一、三塁に。得点の好機で、打席には８番・両井。２球目をセンター前に運び犠飛に。貴重な先制点を獲得した。その後は拮抗（きっこう）した試合展開が続き、両者追加点はなし。なんとか逃げ切りたい関学だが、８回まで無安打無得点に抑えていた百合が９回に１点を献上。続投・溝口（法４）がフライアウトに抑え、最小失点でこの回を終えた。試合は延長戦へともつれ込んだが、得点は動かず。大会規定により１２回引き分けとなった。

【近】北見、矢田、西本、野口ー伊藤
【学】百合、溝口ー永谷

試合後のコメント
小川将信主将（法４）「（試合を振り返って）序盤で点数が取れず、いつもの関学のプレーができなかったと思う。打つべき人が打っていたが、その後つなげていくことができなかった。しかし、負け試合にならなかったことはチームとして大きいと思う。あすは雨予報なので、その点を考えて臨みたい。試合が１戦増えただけと思い、残り２戦勝ちにいく」

＜写真・好投を見せた百合＞