柔道部
関西学連選抜として関学から3名が出場した
2024-10-19
10月19日、ベイコム総合体育館にて2024年度第26回全日本学生柔道体重別団体優勝大会が行われた。
関学からは池山(経4)、宮﨑(法4)、坂本(経3)が関西学連選抜として出場。札大相手との1回戦を迎えた。まずは先鋒・宮﨑(法4)が登場。組み手争いに苦戦する中、指導を3つ受けてしまい一本負けに終わった。次鋒・湯谷(姫獨大)は、投げ技をかけられ一本負け。一矢報いたい関西学連選抜は五将・池上(経4)が出場し、両者指導を受ける展開に。しかし、最後は技ありでの優勢勝ちを収めチームに勢いをもたらした。続く中堅・内海(大商大)はうまく技をかけることができず、引き分けに。三将・坂本(経3)は、両者に2つの指導が入る中、積極的に技を仕掛ける。しかし、このまま決着がつかず、引き分けに終わる結果となった。後がない関西学連選抜は副将・小谷(姫獨大)が出場。相手にペースを握られる中、技ありでの敗北を喫してしまった。意地を見せたい関西学連選抜は大将・山崎(京大)が挑むも、一本負け。1-4で札大に敗れるとともに、池山と宮﨑ら4年生は引退を迎えることになった。
試合後のコメント
池上拳伸主将「(今大会を振り返って)関西学連選抜は今年からできた試みで、その初代キャプテンという名誉あることをさせてもらった。普段敵として戦う選手が味方になることでチーム構成が難しかったが、切磋琢磨して戦うことができたと思う。個人的には技ありだったが、チームに1勝をもたらし、良い集大成を見せることができた。これから社会人でも柔道を続けていく上でも、今大会の経験は大きくつながると思う」
宮﨑律成主務「(今大会を振り返って)率直に悔しくないわけではない。ただ、柔道人生最後の試合として、自分にできることは全て出し切ることができた。全国という大舞台できっぱり終わることができたので、もう柔道着に袖を通すことはないと思う」
坂本圭生次期主将「(今大会を振り返って)まずは関西学連選抜として、全国大会に出場する機会をいただけたことがありがたい。一矢報いたいところではあったが、体が重く緊張してしまった。4年生2人は引退が懸かっていた中、気迫の籠った戦いを見せてくれたと思う。その中でも、池山さんは唯一の白星を挙げ、さすがだと感じた。自分も果敢に攻めてチームを引っ張っていけるような主将になりたい」
<写真・技ありでの勝利を決めた池山>